【第39回全日本少年サッカー大会】埼玉県大会 決勝フォトレポート&大会結果「レジスタFCが三年連続三回目の全国へ」
2015年11月24日
大会情報レジスタFCが三年連続三回目の全国へ
(文・写真●ジュニサカ編集部)
11月23日(祝・月)に、第39回全日本少年サッカー大会埼玉県大会が埼玉スタジアム2002 第二グラウンドで行われた。
決勝戦の対戦はレジスタFC A対新座片山FC少年団。ともに攻守に隙がなく、運動量のある両チームの一戦は、キックオフから膠着した雰囲気で進む。立ちあがりはどちらも前線の選手に縦へのボールを入れながら決定機を伺うものの、単純なロングパスは守備陣がヘディングではじき返し、中盤のルーズボールも双方選手が素早く拾い、展開は五分。
先手をとったのは新座片山。前半10分、右サイドをドリブルで崩した34番の熊田龍輝くんが低めのクロスを中央に入れると、フリーランニングでDFを振り切った9番の小松悠太くんが合わせてゴールへと流し込んだ。先制されたレジスタも攻勢をかけた。10番の川地皓くんが単独突破やスルーパスに反応するなどしてシュートを放ちいくつか決定的なシーンを作ったものの、99番の鈴木汰芽くんが好セーブでゴールを阻んだ。前半は新座片山リードのまま終えた。
ゲームは後半に動く。後半7分、レジスタの7番・篠田大輝くんが単独のドリブル突破でDFを振り切り、左足のシュートをゴールに突き刺して、試合を振り出しに戻す。攻撃に勢いがついたレジスタは、新座片山における攻撃の起点34番・熊田くんへのマークを強め、ボールを奪うと丁寧に人から人へパスをつなぎ、反撃の手を強めていった。
そしてレジスタに決勝点が転がり込む。中央左サイドから中へドリブルした7番の篠田くんがセンターにいた9番の山崎倫くんにパスを入れる。再び篠田くんがリターンを受けようと動くと、山崎くんが背負っていたマークの守備が緩む。すると、すかさず山崎くんが反転し、ドリブルから相手をかわして、追加点をゴールに流し込んだ。
最後まで新座片山も攻め続けたが、試合はこのまま終了。レジスタが三年連続三回目の優勝を果たして、全国大会への切符を手にした。
■レジスタFC 渡辺泰明監督のコメント
昨年は全国ベスト4、準決勝で敗れました。その上を目指すとなると決勝の舞台、日本一となります。ただし簡単なことではありません。埼玉県代表として江南南さんや新座片山さんを倒して勝ち上がったわけですから、もちろん優勝して二枠を持ち帰ってきたいと思います。しかし、まずは目の前の一試合一試合をめいっぱいやりたいと思います。
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