【第39回全日本少年サッカー大会】山梨県大会 決勝フォトレポート&大会結果「Uスポーツクラブが3年ぶりに全国への舞台へ」
2015年12月03日
大会情報Uスポーツクラブが3年ぶりに全国への舞台へ
(文・写真●ジュニサカ編集部)
11月29日(日)、押原運動公園で「全日本少年サッカー大会 山梨県大会」の決勝戦が行われ、Uスポーツクラブ(以下、Uスポーツ)がFCアルピーノ(以下、アルピーノ)を2-1で振り切り、3年ぶり6回目の優勝を果たした。
昨年まで、Uスポーツとヴァンフォーレ甲府U-12(以下、ヴァンフォーレ)のカードが4年連続で続いていた決勝戦。しかし今年は、準決勝でアルピーノが3連覇を狙ったヴァンフォーレを敗り、決勝のカードはUスポーツとアルピーノの戦いになった。
得点が動いたのは、前半3分。左サイドで得たFKを7番キャプテンの若林大翔くんが中にいる選手に対して、絶妙なボールをあげると、そのボールにチームのストライカー9番・小林練くんがヘディングで合わせてボールがゴールに吸い込まれる。
その後、試合はこう着状態が続いたが、前半13分には、ディフェンダーの5番・白鳥稜汰くんが約30メートルの距離から狙ったシュートが決まり、Uスポーツがリードを2点差と広げて、前半を折り返した。
後半に入ると、アルピーノも、ボールを自分たちで支配して、反撃の糸口をつかもうとする。ディフェンスラインからボールをしっかりつなぎ、前線へとビルドアップしていく。Uスポーツが後手にまわる時間が続き、そして後半8分にアルピーノ2番の秋山聖人くんが、会場からもどよめきが起こるほどの素晴らしいロングシュートが放ち、1点差に詰め寄った。
流れを変えたいUスポーツは5年生の川村舞弥くんを投入するなど、なんとかアルピーノの反撃を阻止しようとするが、アルピーノの攻勢はやまない。最後まであきらめず怒涛の攻撃が続くものの、決定的な場面でクロスバーに阻まれるなどの不運もあり、同点ゴールとはならなかった。
結局1点差を守り切ったUスポーツが、2-1で勝利し、全国への切符をつかんだ。
キャプテンの若林くんは「後半は苦しい場面が続いたけど、とにかくみんなで声をかけ続けあった結果がこの勝利につながった。全国大会では優勝を目指してがんばりたい」と力強く語り、その思いを胸にUスポーツは12月の全国大会に挑む。
■Uスポーツクラブ・山根雄大監督のコメント
選手たちが自分や仲間たちのことを信じて、一丸となって戦えたことが一番の勝因になったのかなと思います。全国大会では、まずは目の前の試合を一つひとつ勝ち上がって行きたいと思います。その先にこれまで(クラブが)ベスト8が最高でしたので、その結果を上回れるようにがんばりたいです。
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