【第9回MUFGカップ東京大会】決勝レポート

2016年02月16日

卒業記念サッカー大会 第9回MUFGカップ


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東大和2FCが小学生年代最後の大会を優勝で飾る

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(文・写真●編集部)

 2月13日(土)と14日(日)の2日間にわたり、ヴェルディグラウンドにてMUFGカップ東京大会が行われ、熱戦が繰り広げられた。

「卒業間近の小学校6年生を対象に、小学生年代をともに過ごしたチームメイトと最後の思い出となる機会を提供する」とMUFGカップの開催趣旨のひとつにあるように、この大会が小学生年代をともに過ごしてきたメンバーで出場する最後の大会となる選手たちが大半。となれば“熱い”試合が多くなるのは必然である。2日目の決勝トーナメント1回戦は4試合中3試合が1点差の勝負。残り1試合はPKでの決着だった。そんな拮抗した試合が続いた大会で決勝まで駒を進めたのは、クリアージュFCエミュー(以下、クリアージュ)と東大和2FC(以下、東大和)の2チームだった。

 優勝まであとひとつのところ。緊迫した決勝戦で、最初に試合を動かしたのは東大和だった。前半4分、7番・清水翔太くんが右サイドから放ったシュートがゴール前にこぼれたところを「こぼれ球を狙っていた」という4番・芳賀桂哉くんが押し込み先制に成功。試合開始早々に失点を許してしまったクリアージュは、ディフェンスラインからしっかりと繋ぎながら攻撃に出ようとするが東大和の強固な守備がそれを許さず、前半は東大和1点リードで折り返す。

 2点目が決まったのは、後半開始のホイッスルが吹かれてすぐのこと。左サイド、先制点を決めた芳賀くんからピンポイントクロスがゴール前に。すると今度は「いいボールが来ると信じてダッシュした」7番・清水くんが合わせて2-0。後半も早い時間に失点を許してしまったクリアージュは前半同様に反撃に出るが、そこは東大和の守備が集中力を保ち得点を許すことはなかった。結局、前半開始早々と後半開始早々という良い時間にゴールを奪った東大和が2-0で勝利し、小学生年代最後の大会を優勝で飾った。

 優勝した東大和の10番・御園生孝太くんは「みんな仲も良くて最高のチームでした。(優勝できて)今までで1番嬉しかった」と、キャプテンとして引っ張ってきたチームで有終の美を飾れたことに喜びを噛み締めた。

 また、東大和の藤原猛嗣ヘッドコーチは「この2日間、試合を重ねるごとに成長していった子どもたちの姿を見て、私たちも良い経験をさせてもらったと感じています」と試合後に話してくれた。チームから巣立っていく選手たちにとっても、チームに残るスタッフにとっても、実りのある大会だったということが藤原監督の言葉から感じられた。

■東大和2FC 藤原猛嗣ヘッドコーチのコメント
相手のチームが大変素晴らしいチームだったので、勝敗の行方はわからなかったんですけが、一生懸命走り切れたことが勝因だと思います。(選手たちには今後)サッカーだけでなく、人に感謝の気持ちを持てる人間になってもらいたいと思います。

 
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