もし子どもが運動会や大会でケガをしたり落ち込んでしまったときの対処法とは?
2016年05月20日
メンタル/教育大事な試合や運動会などで「どうしても勝ちたい」「練習の成果を見せたい」と思えば思うほど緊張してしまい、思い描いていた結果とは違う結果になってしまうことは、多くの人が経験することだと思います。そこで、シドニー五輪などに100m走日本代表として出場し、100m日本記録保持者でもある伊東浩司氏・著の「小・中学生のための足がグングン速くなる本」から、運動会や大会後に、思うような結果がでなかったりケガをしてしまった場合、親は子どもに対しどう接すれば良いのかを一部抜粋して紹介します。
(構成●ジュニサカ編集部 イラスト●喜多浩太郎)
『小・中学生のための足がグングン速くなる本 』より一部転載
ケガをしたときはどうする?
もしも練習や試合の途中でアクシデントがあった場合はどう対処すればいいのか。
まず、脚に痛みがあったら、すぐに中断して指導者や保護者に相談してください。ひざ
が痛む場合は、使いすぎのサインです。もしかすると、それはオスグッド・シュラッター病かもしれません。
様々な説がありますが、オスグッド・シュラッター病はひざにかかる負担が原因で発生
する障害とされています。
小学校高学年から高校生に発症しやすく、ひざの下部が隆起するのが特徴です。症状が軽いからといって放っておかず、必ず病院に行って専門医に診てもらうようにしましょう。
子どもが痛がっているのであれば、その理由をはっきりとさせてあげることが重要です。けっして大人が安易に判断してはいけません。
「湿布を貼れば治る」「冷やせば治る」「安静にしておけば治る」という昔ながらの考え方は疑ってかかるようにしてください。
痛みを我慢しながら走っていると、患部をかばってランニングフォームが崩れたり、ほかの部位の故障を誘発してしまうことがあります。将来的にも大きなマイナスになりかねないので、練習は必ずストップしましょう。
スポーツ障害を引き起こす主な原因は、「脚関節の柔軟性」の低下によるものです。頻繁に痛みが出る場合は、トレーニングの内容や頻度を見直し、休養をとることも必要です。そして、専門医に相談しながらどうしてケガをしたのかを分析して再発防止を心がけます。
そうすれば、そのケガはマイナスばかりでなく、きっとプラスの効果をもたらしてくれるに違いありません。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
全試合日程・組み合わせ・会場一覧「JFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会」2023.12.07
-
U-19日本女子代表候補、トレーニングキャンプ参加メンバー発表!2023.12.07
-
「JFAエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプ」参加メンバー発表!2023.12.06
-
国際親善試合(vsフットサルアルゼンチン代表)に臨むフットサル日本代表メンバー発表!2023.12.06
フットボール最新ニュース
-
南野拓実、初ゴールの価値とは?「笑顔」にクロップも安堵。2023.08.02
-
復権へフィジカルモンスターの存在感。マクトミネイがチームの生命線である理由2023.08.02
-
アーセナルは危険水域、エバートンは安泰。露呈した両者の力量差2023.08.02
-
久保建英は蚊帳の外…初の出番なしはなぜ? ビジャレアルでの厳しい立場2023.08.02
-
三笘薫、山本悠樹…大卒選手が活躍する背景は? Jクラブと海外移籍を取り巻く実状2023.08.02
大会情報
お知らせ
ADVERTORIAL
![]() | ジュニアサッカー大会『第15回 DREAM CUPクリスマス大会in白子』参加チーム募集中!! |
人気記事ランキング
- 「JFAエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプ」参加メンバー発表!
- 全試合日程・組み合わせ・会場一覧「JFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会」
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【西日本】
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 「2023ナショナルトレセンU-14 (後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- 優れたGKに必要な“8つの能力”とは?
- 「2023ナショナルトレセンU-14 前期(西日本)」参加メンバー発表!
- 「2023ナショナルトレセンU-13 関東」参加メンバー発表!
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例