もし子どもが運動会や大会でケガをしたり落ち込んでしまったときの対処法とは?
2016年05月20日
メンタル/教育負けたときの励まし方
子どもの多くは結果に対して敏感です。
それまで一生懸命に練習を積んできた子ほど、運動会で負けたときのショックは計りしれません。
私のところにも、「子どもが運動会で負けたときは、どうやって励ましたらいいですか?」という声が寄せられます。保護者からすれば、自分の子どもが落ち込んでいる姿なんて見たくないですから、その気持ちはよく理解できます。
ですが、「こう言ってあげればいいですよ」という魔法の言葉のようなものはありません。突き放したように聞こえるかもしれませんが、でも、大切なのは本人ががんばったかどうかだと思うのです。
勝敗というのは、実力以外のさまざまな要因が作用します。もしかしたら一緒に走った相手がものすごく速かったのかもしれません。
あるいはその日はたまたま風邪をひいていて、コンディションが悪かっただけかもしれない。
レースというのは一か八かです。相手があってのものですから、どうにもならないことはあるのです。
負けたことを克服していけばいつか必ず上にいけます。そのように子どもに思わせることが大切なのだと思います。
<関連リンク>
・『小・中学生のための 走り方バイブル』
・『小・中学生のための 走り方バイブル2』
【小・中学生のための足がグングン速くなる本】
【著者】
伊東浩司(甲南大学准教授 シドニー五輪100m走日本代表)
【発行】株式会社カンゼン
A5判/160ページ
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