子どもにとって最高の喜びとは? 実例でわかる、子どもへ“愛”の伝え方

2016年05月27日

コラム

「親は愛しているつもりなのに、それが子どもには伝わっていない」。そう感じたことはありますか?今回は、伝わる愛と伝わらない愛とはどこがどう違うのか? 子どもに親の愛をしっかりと伝えるにはどうすればいいのか? 実例ではっきりわかる本『あふれるまで愛をそそぐ 6歳までの子育て 著●本吉 圓子(NPO法人子どもの教育 幼児部門代表)』から一部抜粋して紹介します。

(構成●ジュニサカ編集部 イラスト●ミヤワキ キヨミ)

『あふれるまで愛をそそぐ 6歳までの子育て』より一部転載


あふれるまでのコピー

子どもの最高の喜び

 子どもは、親に見守ってもらいながら、なにかをするというのがとてもうれしいのです。親がそれを頭に入れて子どもの相手をすれば、親子関係はずいぶんよくなるように思います。

 幼稚園でも保育園でもよく見られるシーンですが、お母さんがお迎えにきますと、それまでお母さんを待っていた子どもは、絶対すんなり帰ろうとはしません。急に遊び始めるのです。友だちともつれあったり、ふざけあったり、あるいは、「お母さん、みて、みて」といって、お母さんを鉄棒のところへつれて行って、ぶらさがって見せたりします。

 お母さんはちょっと見ていますが、すぐ他のお母さんとおしゃべりを始めます。そして、お母さんたちがしゃべり終わると、とたんに二人の親は、「さあ、帰るわよ。早くきなさい」と大きな声で子どもを呼びますが、遊んでいる子どもはなかなか帰ろうとしません。

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