物事を主観で“ジャッジ”すると子どもはどうなる? 子どものやる気を引き出す子育ての法則

2016年06月16日

コラム

物事を“ジャッジ”しないためのヒント
 ある人はトラブルだと思っていても、他の人がトラブルだと思っていなければ、わかり合えずに問題が大きくなったりします。事実を発見し、主観で相手をジャッジしないことで、問題を解決しやすくなることを覚えておきましょう。

 この法則は、ぜひ日常生活の中でたくさん使ってみてください。

 たとえば、「うちの子はだめだ」と思ったときは、その「だめと思う元になった事実は何か」を知る必要があります。朝起きるのが遅いのなら、「毎日、幼稚園に行く20分前にならないと起きない」というのが事実。それをだめだと思っているのが主観です。だとしたら、幼稚園に行く40分前に起きるよう習慣づけることに意識を向けることで、問題は解決しやすくなります。

 子どもを責めてしまうことは、「自分の期待値に達していない」という親の主観が原因であることがほとんどです。事実と主観の違いを捉える練習をしていけば、子どもを責めることなく、行動を変えることが可能になります。

 それは子育てにおいてとても大切なことではないでしょうか。

 事実を発見するのは少し難易度が高いので、練習が必要です。でも、子育ての中で感じている不満を事実と主観に分けてみると解決策が見つけやすくなるので、ぜひ実践してみましょう。

 

物事をジャッジしないためのヒント

・主観で物事を考えないほうが問題は解決しやすくなります。「事実」と「主観」の違いを捉える癖をつけましょう


プロフィール

著者:
マツダミヒロ
日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー。質問家。「魔法の質問」主宰。カウンセリングやコーチング理論をベースに、自分自身と人に日々問いかけるプロセスを集約し、独自のメソッドを開発。参加2004年より日刊メルマガ「魔法の質問」を開始。著書にも『起きてから寝るまでの魔法の質問』(サンマーク出版)などがある。


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【発行】株式会社カンゼン
【著者】マツダミヒロ

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