「“主将”がいない」駒大高サッカー部の選手がサッカーを通じて学ぶこととは
2016年07月20日
サッカーエンタメ最前線258人の選手と12人のマネージャーで構成される、駒澤大学高等学校サッカー部。第59回関東高等学校サッカー大会(2016年6月)で初優勝した強豪チームの一つだが、部員の中には、中学時代から高い実績を残している選手から、「駒澤でサッカーがしたい」というサッカー未経験者までさまざまいるという。練習は、レベルごとに約13チーム、各20人に分かれ、5~6つの都内のグラウンドを使用するなど練習場所もバラバラ。全部員が一緒に練習するのは年に1回の夏合宿のみなのだそう。では、チームの統制をとり、一つの部活として機能させるために、どのような工夫がされているのだろう。同部ヘッドコーチの亀田雄人さん、同部リーダーの高橋勇夢選手に話を聞いた。
文●田中瑠子 写真●編集部
部員はみんな“係”に就き、部に対する働きかけを怠らない
ヘッドコーチとして部員258人の練習全体を統括する亀田さんは、同部のOB。駒澤大学サッカー部で活躍したのち、母校に戻り指導を続けている。自身の経験から「一人ひとりが所属するチームを好きになれば、組織は強くなる」と考え、部員全員に役割を与えることを徹底したと話す。
「数年前には150人だったサッカー部が、今では270人の過去最多に。人数が増えれば増えるほど、“サッカー部”に対する意識や距離感、サッカーに対する意識の個人間の差も大きくなり、統制は難しくなります。
そこで、2、3年生は全員が何らかの“係”になり、役職を通して、サッカー部に対して責任を持てるようにしました。係には、学年リーダー、クラスリーダーなどまとめる役割のほか、『環境係』『行事係』『サプリメント係』『ホワイトボード係』など、かなり細かく設けられています。
環境係は、練習場所をキレイに使うよう周りに働きかける代表者、行事係は合宿などでのレクリエーションを企画し部の一体感を作り、サプリメント係は必要なサプリを発注します。
ホワイトボード係は毎日発表されるチーム分けやグラウンド(各チームの練習場所)の指示など、サッカー部の重要な情報発信の場であるホワイトボードをいかに使いやすく整理するかに責任を持ちます。選手が270人もいれば、試合で活躍できないメンバーもいる。
でも係につくことで、ピッチの中でも外でも活躍できる、部に対して貢献できる、という意識がうまれ、個人がそれぞれの強みをいかして輝くことができるのです」
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