悲願の初優勝へ。偉大なる先輩・香川真司選手に近づくために、強い気持ちとチームワークを発揮するセンアーノ神戸Jr/バーモントカップ取材レポート【6】

2016年08月14日

バーモントカップ第26回全日本少年フットサル大会

センアーノ001
(写真●佐藤博之)

最終日を迎えたバーモントカップ。開会式で選手宣誓をした宗村直哉くんの所属する兵庫県代表・センアーノ神戸Jrは、とうとう優勝まであと一つというところまでやってきました。そんなセンアーノ神戸Jrは、日本代表・香川真司選手が小学校5・6年生のときに所属していたチームでもあります。

「(香川選手の時代よりも)明らかに技術はあがっています。もちろん真司も上手でしたけれど、この子たちも、そんな将来への可能性を持っていると思います。特に最近の子たちは、ここ(気持ち)が強いですね。昔の子だと緊張して何もできなかったところでも、物怖じしないですね。試合前でもニコニコしていられるので、そういう部分でも、今の子たちは強くなっていると思います」

とチームを指導する大木宏之監督。センアーノ神戸Jrには、サッカーを習っているのではなく、楽しもうという気持ちのある子が多いと言います。

それは、「大人は、時には方向性を示しながらも、基本的には子どもたちを見守るだけ。日頃から子どもたちが自分たちの力でチームを運営しようと動いていくことで、ただボールを蹴ることだけではなく、チーム活動の楽さを感じている」からだと大木監督は教えてくれました。

確かにセンアーノ神戸Jrの選手たちからは「強い気持ち=個人技を仕かける度胸」と「自分たちの力=チームワーク」の良さを感じさせるコメントをもらうことができました。

【次ページ】優勝まであとひとつ

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