堂々とした戦いぶりを見せてくれたU-12熊本県選抜。順位決定戦で連勝を飾り、13位で大会を終える/取材レポート【4】

2016年08月27日

U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016

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みんなで奪ったゴール

 ただ、そこで野元監督の頭を悩ませたのが選手の選考。60人程いた選手たちを40名前後に絞り、さらにそこから大会に挑む16名を選抜。

「ここは難しいところなのですが、選ばれた選手だけが行けるというところだったので、喜ぶ選手もいれば悔しがる選手もいました」と当時を振り返る指揮官の表情には、まだ複雑な心境が垣間見えた。

 その想いは選手たちも持っている。ヴェルディグラウンドにやってきた16人は、選ばれなかった彼らの想いを背負ってピッチに立つことを誓い合った。そして迎えた昨日のバルセロナ戦。結果こそ8−1とふるわなかったが、バルセロナ相手に素晴らしいシュートでゴールを奪ったU-12熊本県選抜8番・清永賢志郎くんは「みんなで奪ったゴールです」と胸を張った。

 しかし、結果は予選リーグ敗退。それでも、順位決定戦のバディサッカークラブ戦はPKまでもつれた末に勝利し、今大会初勝利を挙げてみせると、13位14位決定戦では、アルビレックス新潟U-12から3ゴールを奪い勝利、13位で大会を終えた。

 順位やスコアだけを見れば、厳しい結果だったかもしれない。しかし、彼らが今後歩んでいくサッカー人生において、非常に重要な経験は熊本に持ち帰ることはできたのではないだろうか。(文●松尾祐希 写真●ジュニサカ編集部)

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