サッカーで多忙な子どもたち。小学生年代でフットサルに取り組む価値とは何かを考える
2016年09月02日
コラム大切なのは、試合ではなくて、一つひとつのプレー
「子どもたちにとって、サッカーはJリーグや日本代表が目標になっている。だからフットサルもFリーグや日本代表を中心に子どもたちが目指したいと思えるような環境になれば盛りあがっていくと思うのです」そう中尾監督は言う。
今年9月には南米コロンビアで「第8回FIFAフットサルワールドカップ」が開催される。日本代表は出場を逃しているが、日本(候補地は愛知県)は次の2020年の第9回大会の開催地とし立候補している。正式な開催地は今年12月のFIFA評議会で決定されるが、もし自国開催が実現すれば日本のフットサル界にとっては育成年代も含めて追い風になる。2020年には東京オリンピックも開催され、バーモントカップも記念すべき30回目の節目の大会となる。4年後、果たして、そのときの子どもたちはどんな試合を繰り広げるだろうか。
「ブラジルでは日本のように(サッカーもフットサルも)一日にたくさんの試合はしない。子どもたちは試合をたくさんやるから上手くなるというわけではないと思う。心も身体も疲れる可能性が大きい。大切なのは、試合ではなくて、一つひとつのプレー。それが試合に繋がっていく」
そんなマリオ監督の言葉が思い出される。育成年代にとって試合や大会は、ただこなすことだけが目的ではないはずだ。
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