U-16日本代表、セレッソ大阪組は次代の日本を担えるか

2016年09月18日

サッカーエンタメ最前線

爆発が期待されるC大阪組

 一方で、ベトナム戦に先発フル出場しながらも自分のパフォーマンスに納得していない選手もいる。序盤から思うようなプレーができずに苦しみ、最後の最後に平川怜(FC東京U-18)のスルーパスを蹴りこんで何とか7点目を奪った山田寛人(C大阪U-18)がその1人。彼は次戦の爆発に強い意欲を燃やしている。

「得点の場面は玲がパスを出した時、建英も目の前にいてどっちが打つかというのがあったけど、自分がすごく決めたかったんで、建英より前に出て振りぬくことだけを考えて打ちました。

 だけど、前半シュートを打てなくてリズムに乗れなくて、2トップを組んだ大聖(宮代=川崎U-18)も困っていたと思う。ハーフタイムに斎藤(俊秀コーチ)さんから『とりあえずシュート打って自分の流れを作れ』って言われて、後半から流れを持っていくことができたけど、自分はもっと点を取りたいし、チームをラクにさせて勝ちたいです」と山田は自ら課題をハッキリと口にしつつ、今後の再浮上を力強く誓っていた。

 チーム最年長の高校2年生がこの先のゴールラッシュを目論むのも、セレッソ大阪U-18の看板を背負って大会に参加していることが大きい。同クラブからはこれまで、柿谷曜一朗、杉本健勇(ともにC大阪)、南野拓実(ザルツブルク)といった面々が過去のAFC・U-16選手権に出場。それぞれエース級の働きを見せ、チームを世界へと導いた。とりわけ柿谷が2006年大会(シンガポール)で残したインパクトは絶大で、10歳年下の山田もその時の映像をチェックしたという。

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