新旧JFA技術委員長が見たU-16日本代表。「黄金世代を彷彿とさせるポテンシャル」「育成スペシャリスト監督になる可能性は十分ある」
2016年09月27日
サッカーエンタメ最前線西野朗氏「今回の彼らも十分着実に伸びていけるようなタレント」
今大会の第2戦・キルギス戦(19日)から現地入りし、団長としてずっとチームに帯同してきた日本サッカー協会の西野朗技術委員長も森山監督の卓越したモチベーションコントロールには特筆すべき点があると話していた。
「森山監督の選手へのアプローチは本当に素晴らしい。厳しいけれども、どこか緊張感を解く。選手1人ひとりがプレッシャーから解き放たれるような話、持っていき方、そういうことが非常にうまいなと思います。
僕はまだ(技術委員長になって)短いんで、1年半かけてきた積み重ねの全ては伝えられないけど、逆に短期間でも雰囲気作りやモチベーターとしての存在感は感じる。育成ではそこが一番大事なところ。
この世代には当然いい選手はいるけど、彼らを次のステージに上げるためには厳しさもあるし、サッカーの本質的な楽しさ、素晴らしさも伝えないといけない。そこをよくやっていると感じている」と、かつて自身もU-19、U-23代表監督として代表強化に携わった経験を踏まえて、西野氏は森山監督へ賛辞を贈る。
「戦う気持ちや闘争心を伝えさせたら日本一」と言っても過言ではない森山監督に率いられた2000年生まれ以降のこの世代は、近年稀に見るタレント集団だ。西野技術委員長も「(79年生まれの)黄金世代を彷彿させるようなタレントというか、ポテンシャルはホントに感じます」と率直な感想を口にする。
「チームとしてもそうだし、個人としても高いタレント持っている。そういう選手たちが本大会に行って、世界基準を知ったうえで、どんなパフォーマンスを取れるかが大事ですね。実際、世界を見ると、18、19の選手でもしっかり戦っているし、日本でもそういう選手がどんどん増えていかなきゃいけない。
起用していく中でどんどん成長もできる年代でもあるし、今回の彼らも十分着実に伸びていけるようなタレントでもある。年齢が足りないとかそういうことは全く感じさせない」と、インドの地で堂々と戦っている福岡慎平(京都U-18)、瀬古歩夢(C大阪U-18)、平川怜(FC東京U-18)ら主力選手たちに大きな手ごたえを感じているようだった。

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