松本山雅FCU-12が2年連続の長野県代表を獲得!! 各年代チームの活躍が刺激に/第40回全日本少年サッカー大会 長野県大会

2016年11月14日

大会情報

松本山雅が2年連続となる全国へ

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(文・写真●多岐太宿)

 11月13日、松本平広域公園総合球技場(アルウィン)で、第40回全日本少年サッカー大会長野県大会決勝が開催された。

 決勝戦では、松本山雅FC U-12 (以下、松本山雅)と、サームFC Jr A(以下、サームFC)が対戦。2年連続での全国出場を狙う松本山雅は、準決勝をPK戦の末に勝ち上がる粘り強さを見せての決勝進出。一方のサームFCは北佐久郡に本拠地を置くチームで、長野県大会初優勝を目指して士気も高い。

 今年度の年代別の大会で実績を残してきた松本山雅の育成組織。4種年代の集大成となる全日本少年サッカー大会の決勝戦でも試合の主導権を握った。試合が動いたのは9分がたったところ、田畑葵くんからの浮き球パスに、キャプテンマークを巻く磯辺礼恩くんが反応。GKのポジションを見計らいながら、左足で流し込んで先制点を挙げる。

 1点リードで迎えた後半も、松本山雅がペースを握り続ける。サームFCもサイドを起点に攻撃の形を見出そうとするが、松本山雅の守備の前にゴールが遠い。すると26分には相手陣内へと仕掛けた磯部くんがペナルティーエリア内で倒され、主審はPKを指示。これを磯部くんが自ら決めて、貴重な追加点。そのままスコアは動かず、松本山雅が2-0で勝利を飾った。

 トップチームがJ1昇格争いに挑み、U-18チームはJユースカップで全国4強へと進出。各年代チームが結果を出す中で、「もちろん刺激を受けています」とは松本山雅の恒本大輔監督。ジュニアチームも負けじと、2年連続となる長野県代表の座を勝ち取った。

■松本山雅U-12 キャプテン・磯部礼恩くんのコメント
先制点が決まって『これで全国大会に近付いた。あとは最後まで集中してやろう』と思ったので、長野県代表になれて、とても嬉しいです。今のチームは技術の高い選手が多く、連携しながらパスで崩していこうというサッカーを日頃のトレーニングからもやってきています。自分たちのサッカーを全国大会でも出して、一つでも上のステージに行きたいです。トップチームでは、工藤浩平選手のプレーをよく見ています。小柄でも技術や状況判断の高さでプロとして活躍できているところが参考になります。(トップチームには)J1昇格を期待しています。

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