ケガをしないために心がけたいスパイク選びのコツ

2017年01月20日

コラム

メーカーによってこだわっているポイントが違う

――ほかのメーカーさんは、どのような特長がありますか。

 表面加工で言えば、アディダスさんはかなりこだわっていると思います。

 たとえばプレデターアブソラドの表面は、インサイドもアウトサイドもボールをこすりやすいようにザラザラとした加工が施されています。

 特に多種多様なキックを使う選手は重宝すると思います。逆に、メッシ選手が使用しているFシリーズは縫い目がなく表面がツルツルとしてフィット感が高く、スピードが出やすいモデルになっています。

 ほかに、表面加工を特長とするシューズでは、ミズノさんのイグニタスも人気ですね。本田圭佑選手が履いているモデルで、無回転シュートを打つためのポイントに加工が施されているのが特徴です。

 ミズノさんは、もともとが国内の企業なので、日本人の足に合った製品を作っていると評価されています。

 ジュニア向けの製品では、日本人向けに少し幅を広めに取ったモデルもあります。同じように国内企業のアシックスさんは、キックに関する機能面よりもお子さんの足への負担軽減を重視する傾向にあります。

 ポイントを多くして接地面積を広くしているため、非常にバランスが良いのが特徴です。

 メナスやDSライトのように、ジュニア向けでこれだけポイントが多いスパイクは、珍しいと言えます。また、クッション性を強くしているので、衝撃を吸収してくれます。

 衝撃緩和に関しては、ポイントをゴムのような柔らかい素材にしたプーマさんのエヴォパワーのような製品もあります。

 プーマさんは全体的に軽量化されているのが特徴です。エヴォパワーはインサイドの皮に少し厚みを持たせて強いシュートを打てるような構造になっているのですが、エヴォスピードという製品はとにかく軽いのが印象的です。

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