「ほめるって、ムズかしい!」を解決する! 子どもを伸ばす“ほめ方”講座

2017年02月07日

コラム

子どものいい部分を見るようにしよう!

 怒鳴る、感情的になると、相手に恐怖心を与えるだけでなく、何か良いことがあっても言わないでおこう、というように、関係性を悪くしてしまう可能性があります。怒鳴られて、「僕のために怒ってくれているんだ」という子どもはなかなかいないでしょう。むしろ、「なるべくお母さんと会話しないようにしよう」となってしまいます。

 子どもに対してイライラするのは、親が子どもに対するレベルを高く持ってしまうということが問題なのかもしれません。その子にとって何ができるかということを、細かく見てあげる。

「きちんとご挨拶しないさい」ということも、目を見て挨拶できるのか、大きな声を出せるのか、そうした部分を分けて考え、小さな目標にしてあげる。そうして少しずつステップアップしていった方が、子どもにとってもモチベーションを上げて、「できるんだよ」と自信をつけてあげることが大事なのです。

「ここはできたよね」「ここはできなかったよね」と、はっきり分けて、できている部分をしっかりほめてあげると、子どももよかったところを増やそう、と思うようになりますよね。

 親御さんが、子どもを怒鳴らず自分を抑えるというよりも、子どものいい部分を見るようにしよう、という提案をしていきたいですね。感情的になって子どもの悪い部分を減らそうとするより、良い行動をほめて増やす、そのサイクルを増やしていくことで自然に怒鳴る頻度も減っていくのではと思います。

【ステップを踏んで、ほめ上手への道】

■1)賞賛を与える(えらいねぇ、すごいねぇ)
■2)望ましい行動を表現する(○○したんだね)
■3)子ども側の理由(そうすると~)
■4)良い結果を与える
※「そだれん」怒鳴らない子育て練習講座より

 効果的にほめるには「行動のすぐあと」「一貫してほめる」「小さいステップでほめる」がヒントだと教えてくれた渡邉さん。子どもの良い行動は見落としがちですが、子どもたちの行動を注力して見ていきましょう。また、ほめ言葉には「かしこいね」「おりこうね」「えらいね」「すごいね」「すてき」などがあります。ほめることが苦手というお母さん、お父さんは、これらの言葉を織り交ぜながら、ステップにあてはめて、言葉にするところから始めてみましょう。

 

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