サッカーコーチなら知っておきたい「各年代の細かい特徴」

2017年02月16日

サッカー練習メニュー

U-8~U-15年代の特徴

U-10年代

徐々に競技性が出はじめる
・男女の発育が異なってくる
・プレー能力と精神面の成長に大きな相違が見られる
・精神的に成長し、個々が個人の運動技能を明示する
・集中力の間隔が長くなってくる。思考と行動をつなげることが可能になる
・ペース配分の要素が発達する
・「攻撃の方向を変える」など、戦術の基礎を理解できる
・練習は、「静的」ではなく、「動的」でなくてはならない
・徐々に競技性が出てくる
・説明は短くて簡潔、かつ目的を示唆する必要がある
・仲間からのプレッシャーを感じはじめる
・家族以外の大人の存在が重大に受け止められる

U-12年代

理解の時期、徐々に難しい課題を与えていく
・思春期に当たる(女子…平均10歳。7歳~14歳。男子…平均12歳。9歳~16歳)
・柔軟のトレーングが障害予防となる
・練習の強度を考慮。疲労によるケガや倦怠感を招く
・複雑なコーディネーションのスキルが維持される
・抽象的に考えたり、仮説上の事象を話すことができる
・ゲーム中に、クリエイティビティ、問題解決能力を発揮できる
・親と過ごす時間が減り、友だちと過ごす時間が多くなる
・思春期に関係なく、心理的に暗示するものが重要になる
・仲間からのプレッシャーに影響されやすい
・モラルの概念や価値の尺度ができ、善悪の判断がつく

U-15年代

発育のスパート期、大人と同じ練習になっていく
・発育のスパート期(思春期スパート)→骨格の急激な成長
・骨格の急激な成長→クラムジー(できていた技術が一時的にできなくなる)の時期
・男性ホルモンの分泌が著しい→速筋繊維の発達
・呼吸循環器系機能の向上
・精神的特徴(自我の芽生え、情緒的に不安定)
・今まで身につけた技術を、より速く、より厳しい中でできるようになる
・個々に目を向けて指導をする
・内発的な動機付けを大切にする
・体力トレーニング
・スピードトレーニング
・持久トレーニングを考えていく
・受験対策(移行期のフォロー)

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