育成年代の『引退』を考える。“選手権で終わらせない”興国高校サッカー部の取り組み
2017年03月17日
コラム高校3年生に『引退』という概念は必要ない
「基本的にうちのクラブには3年生の『引退』という考え方がありません。大学や社会人にいってもサッカーを続ける予定でいる選手30人くらいは、選手権予選が終わってもそのまま通常の練習を続けています」
日本の中高の部活といえば、3年生は主要大会(あるいは予選)が終わった段階で引退し、練習にも参加しなくなる。典型的なのが夏の甲子園予選に負けた高校野球部の3年生。一斉に髪を伸ばし始め、卒業までの半年間を『帰宅部』として過ごす。これはサッカーにも少なからず当てはまる。ただし育成面から見れば、非常に問題が多い。
「いい意味で高校選手権は通過点だと選手にはいい続けてきました。海外では19歳は基本プロです。プロにいくときに、11月から1月のキャンプに入るまでをオフ期間にする?って選手に訊きました。すると誰もオフにしないと。
休養期間はあってもいいけど、オフからいきなりプロのキャンプにいく? でも君らは日本にいて大学進学という環境だから目的がぼやけているじゃないか。だったら“J4”にいくつもりで準備をすべきじゃないかという話をしました。世界基準で考えて空白の時間を作らないようにと」
非常に説得力のある言葉だ。
「今回たまたまFC岐阜から話を頂いて、1,2年生の新チームで戦う方法もありましたが、卒業するまでは3年生が一番大切な選手であることは間違いありません。選手たちのモチベーションとしてもこの試合を引退試合にするのが時期的にもベストだと思いました」
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