スペインの“モンスターペアレント”が子どものサッカーで乱闘騒ぎ。「恥ずべきこと」「残念だ」

2017年03月23日

ジュニアサッカーニュース

MONTMELO, SPAIN - MAY 08:  The Spanish national flag flies above the circuit ahead of the Spanish F1 Grand Prix at Circuit de Catalunya on May 8, 2014 in Montmelo, Spain.  (Photo by Paul Gilham/Getty Images)
(写真●Getty Images)

 子どものスポーツを、大人の暴力が汚してしまった。マジョルカで行われた12~13歳の子供たちのサッカーの試合で起きた問題がスペイン紙『バングアルディア』などで取り上げられ、「恥ずべきことだ」と非難されている。

 トラブルが起きたのは、19日に行われたアラロとコジェレンセが対戦した地域リーグの一戦だ。1人の少年が厳しいタックルに腹を立てて小競り合いになると、ヒートアップしたのはスタンドで見守っていた数人の親たちだった。

 ピッチに下りていった大人たちは仲裁に入るどころか、暴言を連発して殴り合いに発展に。その様子を撮影したツイッターの動画では、小さな子どもが泣き叫ぶような声も聞こえ、審判は試合続行が不可能となった。

 結局、警官が止めに入るまで暴力行為はしばらく続いたという。数人が暴力・傷害で告訴したとのことだが、我が子の目の前で醜態をさらしたことが「恥ずべきこと」であり「残念だ」と記事は伝えている。

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