【PR】ブラジル・クルゼイロの練習に参加した日本人サッカー少年が得たものは

2017年05月15日

ジュニアサッカーニュース

日本の子どもたちが学んだこと

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――試合では日本の子どもたちも実力を発揮できていますか?

 試合でも、日本人の少年たちは、なかなか自分のやりたいプレーを発揮できませんでした。自分たちより、年下の相手との試合でも、苦労してしまいました。フェイントやドリブルが得意なはずですが、一向にその実力を見せてくれません。ボールを受けては、相手の足に引っかかる。フェイントで相手を外すプレーが出したいはずなのですが、なかなか思ったプレーが出来ません。

 彼らに聞くと、「いつもと違って、やりにくい」「相手がボールに飛び込んでくるから、ボールを持てない」などの意見が聞かれました。間合いが普段より近く、抜かれるリスクを恐れず奪いにくる相手DFがほとんどで、その対応に苦労していたのです。ブラジル人選手を見ていると、腕や体の使い方が、本当に上手です。相手が近いと感じると背中を入れてボールを隠してから方向を変える。腕で相手をおさえながらボールを運んでパスのタイミングを探す。こういったプレーが体に染みついているのか、小学生でも当たり前に体をぶつけて間合いを作って、ボールキープをしてきます。

――なるほど。では、そういった状況のなか日本の子どもたちはブラジル遠征で何を学んだのでしょうか?

 トレーニングや試合を繰り返していくと、日本人の少年たちも、このようなブラジル人選手のようなプレーが少しずつ出来てきました。自分がしたいプレーを、自分がしたいタイミングでプレーするのではなく、相手DFがいる中でどのようにボールを扱い、体や腕を使っていくのか? 相手と駆け引きや競争をしながら試合を進めていけるようになっていきました。子どもたちの適応能力は素晴らしく、彼らを見ていると、柔らかい芽のうちに刺激を与える重要性を常に感じさせてくれます。

 日本でのクルゼイロサッカーキャンプでも、同じように取り組んでいきます。サッカーとはただボールを扱うだけではありません。試合の中で、どのように考え、何をするのか? 試合を想定し、相手をイメージしながら、様々なトレーニングを繰り返していきます。そして、パス、コントロール、シュート、ドリブル、フェイント、ヘディング、守備、といった、ありとあらゆる全てのことに働きかけていきます。何か一つだけが優れていても、試合では活躍できないのではないか? すべての面を伸ばして行きたい。それが、クルゼイロのこだわりなのです。そうすることで、日本の子どもたちが持っている技術が、より試合で生きてくるのではないでしょうか。

<関連リンク>
クルゼイロ・ジャポン サッカーキャンプ
 
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