サッカー進路はどう決める? ジュニアユースチームの選び方
2017年11月01日
読んで学ぶ/観て学ぶ
進路を決める際に大切にしてほしい5つの条件
■条件1
「将来どうなりたいの?」サッカーをやる理由を考えさせよう
「どうしてサッカーをしたいのか」を、まず子どもに考えさせましょう。保護者も「どうしてサッカーをやらせたいのか」を、じっくり考えてみませんか。小学6年生には難しい問いかけかもしれません。しかし現時点での自分の実力や、将来の進路に目を向けさせるにはいい機会です。
「楽しんでやりたい」「大学までやりたいから、少しでもうまくなりたい」など、さまざまな答えが出てくることでしょう。中学生年代では、子ども自身がきちんと目的を持ち、3年間最後まで通ってほしいですね。親の方も、ある程度費用もかかりますし、エネルギーが必要です。そんなことを子どもと話し合ういいきっかけになるはずです。
■条件2
「君が試合に出られるクラブなのかな?」自分のレベルを考えさせつつ、人数の少ないクラブを候補に
サッカーを続ける目標がある程度明確になったら、今度はそれに即したチームを見つけましょう。小学生のときから入りたかった魅力的なチームが地域にあったとしても、非常にレベルが高く、とてもじゃないけれどレギュラーは望めそうにない。だとしたら、そのクラブはお子さんに合っていません。サッカーは実戦経験を積まなければうまくなりませんし、楽しくもありません。ぜひ「このクラブなら試合に出られそうだ」と子どもが自信をもてるクラブを選ぶべきでしょう。
特に、1学年の人数が40、50人を超えるビッグクラブは競争も激しいです。チームによっては試合を経験する場も少ないかもしれません。1学年20人台のクラブの方が、指導者の目も行きわたるかと思います。
■条件3
「強いクラブなら絶対絶対うまくなれるわけじゃないよ?」自分に合うかどうか?の視点を授けましょう
子どもは「あそこで全国大会に行きたい」「あそこは強いから」といった理由で選びがちです。強豪クラブに入ると、子どもは仲間からも尊敬のまなざしでみられますし、親御さんも自慢に感じるかもしれません。
ですが、そういった一時の虚栄心は捨てて、冷静に「どこが合っているか」を見極めてほしいものです。
■条件4
「ここのサッカーをやってみたい?」試合の見学は必須。どんなサッカーをするのか見てみよう。
すでに述べましたが、子どものイメージは「強豪チーム=いいチーム」になりがちです。セレクションの受け方を見ていると、やはり強いところから順番に受けていく子どもが多いように感じます。ですが、指導者やクラブの代表者が勝利至上主義だと、パワーサッカーやロングボールを多用するサッカーになりがちです。
練習会でみる上級生の練習だけではなく、他の日の公式戦や練習試合などを見学し、どんなサッカーをしようとしているのか親子で見てみましょう。そこにいる選手が楽しそうにやっているのかもひとつの視点です。また、今はどこのチームも公式サイトをもっていますので、チームカラーや運営の形態、指導者のプロフィールなどのチェックもオススメします。
■条件5
「遠すぎないかな?勉強時間は確保できるかな?」市・区・町内の居住地域にあるクラブがベター
自宅から片道1時間半以内。これがJクラブの基準です。ただ、私は個人的には1時間以内がいいと思います。中学生になると練習は放課後から夜にかかりますので、通うのに時間がかかると子どもには大きな負担です。
また、サッカーを続けるにあたって、お子さんとは勉強との両立が可能かどうかをきちんと話したほうがいいでしょう。
移動時間が長く勉強時間が確保できないため、成績が思うように上がらず高校に行けなくなる可能性もあります。
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