“神童”と呼ばれたFC東京・品田愛斗「小学生のうちにやらないといけないことは人それぞれ」/ユースプレーヤー成長記

2018年02月05日

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「チームの中で”一番”になれる自信がありました」

 そういう意味では、自分は恵まれていたと話す品田選手。ジュニアユースは、レジスタFCでの活躍を受けて、FC東京U-15深川に進んだ。

「このチーム(FC東京U-15深川)の中で一番になれる自信はありましたね。控えめではありましたけれど、強気なところもありました。中学校のときはプロになれることも当たり前だと思っていました」

 FC東京U-15深川でもキャプテンとなり、チームを引っ張っていく存在になった。奥原崇監督は他の選手には課題を与えていたが、品田選手は課題を与えられなかったという。

「自分は”考えることのできる選手”という評価を受けていたからです。これまでにも、自分なりに考えて課題をクリアしてきたという自負はありました」

 キャプテンとしては、レジスタ時代は背中で引っ張るタイプだった。そう金杉氏が言っていたのだと話すと、品田選手は一瞬考えてから喋り始めた。

「基本的にそういう感じはありましたけれど、大事な場面では背中を見せるだけではなく、声を出して伝えるようには意識していました。キャプテンタイプかと言われると……ときにはという感じですね。いつでもというわけではないと思います。でも、ポジションも中盤の真ん中なので、ゲームメイクの役割がありますから、声を出したりプレーで引っ張っていったりというのはキャプテンと同じ役割を持つかなと思うので、自分のようなポジションの選手が務められるのはいいことかもしれないですね」

 2014年の「高円宮杯 第26回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会」は、決勝でヴィッセル神戸U-15を破り優勝。キャプテンとして、FC東京U-15深川の6年ぶり2度目となる全国制覇に貢献した。

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(写真●ジュニサカ編集部)

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