今、ジュニア年代で何が起きているのか? 現場指導者が語る”スケジュール問題”/指導者座談会1【9月特集】

2018年09月19日

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9月の特集のテーマは「改めて考えたい”4種年代”の問題点」である。9月上旬に行ったジュニサカWEBチームの座談会ではジュニア年代の様々な問題点について話し合った。今回は実際に現場に立つ指導者3人の方々に集まってもらいジュニサカWEBチームを含む6人で、再度、座談会を実施。今、4種年代で何が起こっているのか、改めてジュニア年代の問題点を挙げていった。指導者座談会は全6回でお届けする。

【9月特集】改めて考えたい「4種年代」の問題点

■座談会メンバー
アーセナルサッカースクール市川:南里雅也
大豆戸FC:末本亮太
FC大泉学園:小嶋快
ジュニサカWEB編集長:高橋大地
ジュニサカWEB編集部:中澤捺生
ライター:木之下潤

取材・文●木之下潤 写真●ジュニサカ編集部、佐藤博之、山本浩之


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【ジュニサカWEB編集長・高橋大地(写真左手前)、アーセナルサッカースクール市川U-10・12の南里雅也監督(写真左奥)】

ジュニサカ会議第二弾となる「指導者座談会」を開催!

南里「千葉のアーセナルサッカースクール市川でU-10・12の監督をしている南里雅也です。東京、埼玉、千葉と3つのクラブを経験しているので各地域のレギュレーションの違い等も知っています。現在は海外系のクラブに在籍しているので、日本と海外の違いも多少はわかっているつもりです。そういう観点から意見を述べられたらと思っていますので、よろしくお願いします」

末本「神奈川の大豆戸FCで代表をしている末本亮太です。私はもともとサッカー以外の業界に就職し、指導者に転身しました。そういう視点からサッカー界の在り方やクラブ・協会組織の在り方、指導者に対しても『違うのではないか?』と思うことがあるので、自分が言えることはしっかり発言したいと思っています。よろしくお願いします」

小嶋「FC大泉学園で代表を務めている小嶋快です。もともとは指導者がいなくなったクラブの面倒を見る形でサッカークラブに携わり、最初は20~30名くらいで活動していました。 練習試合を組むのも初めてのところからスタートして、 今はジュニアが約130名、幼稚園生が約30人の子どもが在籍しています。 徐々に大きくなってきて一昨年に法人化し、クラブとして成長している状況です。少年団としてスタートして悩みをたくさん抱える中で、それを一つずつクリアして現在があります。 私は少年団の指導者の気持ちもわかるので、そういう部分からもいろいろと話ができたらと思います。よろしくお願いします」

高橋「司会進行しますジュニサカWEB編集長の高橋大地です。私は大学時代に小学生の子どもたちにサッカーの指導をしていました。卒業後はテレビ番組の制作会社に勤務し、『FOOT×BRAIN』を担当していました。ブラジル・ワールドカップ後に転職をしまして、現在の職についています。私たちはメディアとして客観的な立場から指導者のみなさんと意見が出し合えたらと思っていますので、よろしくお願いいたします。そして、今日サポートしてくれる二人です」

中澤「ジュニサカWEB編集部の中澤捺生です。昨年までスポーツ系の専門学校に通っていて、編集部にはインターンとして在籍していました。4月からはアルバイトという形ですが、正式に社会人としてサッカー業界に入りました。週末は様々な大会を取材しているので、自分なりに気づいたことをお話しできたらと思っています。よろしくお願い致します」

木之下「ライターの木之下です。ジュニアサッカーを中心に5年ほど育成に必要な専門分野も含めて取材活動をしています。今年の4月からは町クラブと契約し、地域に必要とされるクラブづくりを地域の指導者と一緒にやらせてもらっています。メディアと現場の両方の観点から時折質問や意見をさせてもらえたらと思っていますので、よろしくお願い致します」

高橋「まず、夏の話をしたいです。今夏は非常に暑かったですが、特に日本の夏期はサッカーに限らず、また年代を問わず、活動スケジュールが詰め込まれることが多いです。みなさんの各クラブの活動はどうでしたか?」

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