“生粋の負けず嫌い”南野拓実の少年時代。「なんで俺を交代さすんや。もっとやらせて。俺、サッカー好きやねん」

2018年10月17日

コラム
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SALZBURG, AUSTRIA - NOVEMBER 23:  Hwang Hee-chan of Red Bull Salzburg is congraluated by Takumi Minamino of Red Bull Salzburg after scoring a goal during the UEFA Europa League group I match between FC Salzburg and Vitoria Guimaraes at Red Bull Arena on November 23, 2017 in Salzburg, Austria.  (Photo by Adam Pretty/Getty Images)

「なんで俺を交代さすんや。もっとやらせて」

 ちょうどクラブの体制が確立された頃、泉佐野市立長坂小学校に入った拓実少年は、いい環境の中で週3回の練習を楽しむことができた。ゼッセルは個人にフォーカスしたメニュー中心。ドリブルやフェイント、シュートなどに磨きをかけた。週末の練習試合では、全員を入れ替えながら戦うルールになっていたため、途中で下げられることもあったが、「なんで俺を交代さすんや。もっとやらせて。俺、サッカー好きやねん」とコーチ陣に注文をつけることもしばしばあるほど、意思の強さは並ではなかった。

「ゼッセルの頃はホンマ、自由にやらせてもらいました。兄貴の代がメッチャ強くて、フジパンカップみたいな大きい大会に出て戦っているのを見て、『兄貴たちの代を超えたい』と意欲が湧いてきた。3年生くらいのときには、サッカー選手になる夢を具体的に思い描いていました」(南野)

 そもそも拓実少年がプロという壮大な夢を持つきっかけになったのが、ワールドカップの映像を目にしたことだ。冒頭の杉山代表の話にもあるように、わずか3歳で世界のスーパースターの妙技に目を奪われ、サッカーに魅了された彼は、その後もビデオを見まくり、華麗なプレーをしたいと練習で一生懸命、スキルを磨いた。

「1998年フランス大会のアイドルは元ブラジル代表のロナウド。準決勝のオランダ戦で決めたゴールはよく覚えていますね。ワンダーボーイのマイケル・オーウェン(元イングラウンド代表)もすごかった。2002年はもう『日本代表でやりたい』って気持ちになっていました。ベルギー戦の鈴木(隆行)選手や稲本(潤一=コンサドーレ札幌)選手のゴール、チュニジア戦の森島(寛晃)さんのゴールは家族みんなで見ました」

【次ページ】とにかく負けず嫌い

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