「旬の食材」を食べる意味とは? 秋の味覚の栄養素を知る!

2018年11月06日

コラム
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「噛む」ことは脳の成長にもつながる

 高齢者には食材をやわらかくしよう、切り方を工夫しようと言いますよね。でも、ジュニアの時期には少し硬いものを食べてもらいたいと、私は考えています。「噛む」ということはとても大事なことです。噛むと、だ液が出ます。そうすると、脳の成長につながりますし、免疫力が上がります。また、噛むと消化酵素が出て、代謝が上がり、筋肉や骨が作られる工場が活発に動き出します。

 例えば、ビタミンB1は糖質と手を組んでエネルギーを、ビタミンB6は脂質と手を組んでタンパク質を作り出します。ビタミンB12はタンパク質と手を組んで血液につながっていきます。

 特に、この時期はビタミンB群の中でも、これら三大栄養素を効率良く吸収させるB1、B6、B12をとることがオススメです。しかも硬いものだと、ビタミンB1が豊富なゴボウ、ビタミンB6が含まれる玄米などの食材を使い、よく噛んで食べるような料理を食卓に並べると、子どもたちの「体の再構築」にも役立ちます。ぜひ、これらの情報も活用してみてください。

 10月の食育連載の第3回は、ビタミンB12が豊富なサンマを使ったレシピをご紹介します。


<プロフィール>
川上えり(管理栄養士)

海外プロサッカー選手の栄養アドバイスや、FCジュニオールの栄養アドバイザー。海外・国内遠征・合宿帯同や、アスリート向けレシピ制作、子育てママ向けのコラム執筆などで活動中


 

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