カラダを動かすエネルギー源を補充。今、子どもたちに”糖質貯蓄”が必要なわけ
2018年11月27日
コラム
寝ている間も子どもたちはたくさんエネルギーを使う
糖質は体温を維持するためのエネルギー源でもあります。だから、糖質不足は体温が下がり、免疫力を下げる原因にもなります。
秋の味覚といわれるサツマイモをはじめ、ニンジン、里イモ、カボチャなどといった根菜類も、もともと糖質が多く含まれています。この時期はさらに甘みが増しますから、子どもたちのエネルギー源、また体温アップの源としてたくさん活用してください。
例えば、寒くなるこれからの時期の朝食は、これら糖質の多い根菜類を使ったスープや味噌汁などの温かいものがベストです。人間は寝ている間も呼吸をし、体温を保ち、血液を臓器に送り続けています。なので、必要な最小の働きとして基礎代謝を行っています。この代謝は大人に比べて子どもは活発で、寝ている間にたくさんカロリーを消費しています。だから、糖質は体を温めるためだけでなく、使ったエネルギーの補充としても役立ちます。また、これから勉強のために頭を使う朝は集中力を上げるためにも、朝食で具沢山の味噌汁をとって胃腸を温めて体のスイッチを入れましょう。
そして、学校やサッカーチームでエネルギーを使った子どもには、タンパク質・炭水化物・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルがバランスよく入った夕食を食べさせてください。よく「給食でバランスの良い食事をしてくるから、自宅では少々手抜きをしても大丈夫ですか?」と質問されますが、「1食1食すべてに全栄養素が入り、それらのバランスのとれた食事をお願いします」とお答えします。
例えば、糖質は必要な栄養素だと言いました。
しかし、それだけではエネルギーになるだけですが、一緒に豚肉やウナギ、大豆製品、ゴマなどに多く含まれるビタミンB1と食べ合わせると、疲れをとってくれる作用が働きます。サッカーの練習や試合でクタクタになって帰ってきたジュニアの選手たちには、疲労回復効果のある食事は大切です。このように、栄養素は1つだけで働くのではなく、様々な栄養素が関わりあって相乗効果を生み出します。

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