寒さに強い体はどう作る?「腸を温める」「自律神経を整える」必要性
2018年12月25日
コラム本格的な「冬」のシーズンですが、ジュニアサッカーの現場では数多くの大会が開催されています。親御さんは子どもが試合で最大限のパフォーマンスが発揮できるよう、食事からサポートしていきたいものです。そこで気にかけたいのが「寒さ対策」です。それを食事で考えると、「腸」を温めて元気な体を維持するのが一番の方法です。12月は気温がグンと下がり寒さが増すため、「腸を温める」ことで元気を維持し、ケガや風邪などの病気などに負けない体づくりを心がけしましょう。
構成●宇野美貴子 写真●ジュニサカ編集部、佐藤博之
「腸」を温めることで自律神経を整える!
12月は寒さが厳しい季節です。この時期、注意が必要なのが「腸の冷え」です。どうして腸を冷やすといけないか?その原因の一つは、冷えが自律神経のバランスを崩してしまうためです。
自律神経というのは、全身に張り巡らされた2つの神経「交感神経」と「副交感神経」のこと。この2つの神経は、私たちが無意識に行っている呼吸や発汗、心臓など内臓の動き、血液の流れ、体温調節など、生命活動のための働きを調整する役割を担っています。
「交感神経」はそれらを活発に動かすアクセルのような仕事を、「副交感神経」はアクセルを緩めるブレーキのような仕事を果たしています。日々、この2つのバランスがとれることで、健やかな体を保つことができます。
サッカーの練習や試合では、交感神経が優位になっており、そのパワーは最高潮です。交感神経を高めるアドレナリンがたくさん分泌され、戦闘モードに入っています。そんな日の夜は、自宅でゆったりと過ごして副交感神経を優位にできればいいのですが、緊張した状態をずっと続けてしまうと自律神経のバランスが崩れ、腸にも影響を及ぼします。
腸と自律神経とは密接なつながりがありますので、そんな時に腸が冷えていると、ますます自律神経のバランスが乱れ、免疫力のパワーをダウンさせてしまいます。免疫力が下がれば風邪にもかかりやすくなるなど体にも影響します。
また、試合の前の子どもたちは、精神的にもナーバスになっていますから、下痢などを起こす子もたまに出ます。そんな時、腸を温めることが大事です。「腸を冷やさない」こと、「自律神経のバランスが取れた生活を送る」ことが、この時期のジュニサカ世代の子どもたちには大切なことです。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
U-19日本代表、国内トレーニングキャンプ参加メンバー発表!2024.07.20
-
U-15日本代表、ウズベキスタン遠征参加メンバー発表!2024.07.13
-
「エリート女子GKキャンプ」参加メンバー発表!2024.07.13
-
「女子GKキャンプ」参加メンバー発表!2024.07.11
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
-
【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
-
【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
-
【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
ADVERTORIAL
![]() | ジュニアサッカー大会『2024'DREAM CUPサマー大会in河口湖』参加チーム募集中!! |
人気記事ランキング
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- U-19日本代表、国内トレーニングキャンプ参加メンバー発表!
- 「JFAナショナルトレセンU-12関西」が開催!
- 即時奪回の線上にゴールはあるか?ボールを中心に考える「BoS理論」とは
- “重心移動”をマスターすればボール扱いが上手くなる!? ポイントは「無意識になるまで継続すること」
- 夕食は18時が理想的。それができない場合は? 「睡眠の質」を高める栄養素
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例
- 一生懸命走っているように見えない息子
- チーム動画紹介第69回「TFAジュニア」
- 社会が狂わす“現代の子ども”をサッカーで変えるためにできること