寒さに強い体はどう作る?「腸を温める」「自律神経を整える」必要性

2018年12月25日

コラム
タグ: 

DSC_0346

体の中から腸を温める食材と食べ方

 では、腸を温める食材はどんなものがあるでしょうか。東洋医学では、食材を「寒」「涼」「平」「温」「熱」の5つに分けて考えます。

 寒=スイカ、アサリ、昆布、キュウリ、モヤシ、キウイ、バナナ
 涼=豆腐、緑茶、ウーロン茶、小松菜、ナス、セロリ
 平=小豆、ブロッコリー、牛乳、キャベツ、ジャガイモ、シイタケ
 温=生姜、カブ、ニラ、大葉、海老、黒砂糖
 熱=ニンニク、コショウ、唐辛子

 これからの寒さが増す時期は、「平」「温」「熱」の食材を意識すると良いでしょう。でも、「寒」「涼」のものも、火を通すことによって性質が温める方に変わりますので、加熱した料理に加えれば使ってもOKです。スイカを温めるのはおすすめできませんが、昆布と豆腐を入れたアツアツの湯豆腐や、アサリ、小松菜、ナスなどを入れたほっこり味噌汁などはお勧めです。

 また、飲み物も水などは常温で飲むと良いと考えています。練習や試合で汗をかいた時には内臓が熱を放射し、体の内側が火照っています。こんな時には冷えた水をとっても構いませんが、汗が引いたら、温かい飲み物を飲むことをお勧めします。

 子どもたちはのど越しがさっぱりする冷たい飲み物を好みますが、寒い時期では外気にさらされ、体は冷えています。そこに冷たいものを入れると、免疫や消化を司る「腸」だけでなく、摂取したものをろ過する「肝臓」や「腎臓」も冷えて、働きが鈍ってしまいますので注意した方がいいです。

カテゴリ別新着記事

お知らせ



school_01 都道府県別サッカースクール一覧
体験入学でスクールを選ぼう!

おすすめ記事


Twitter Facebook

チームリンク