ポゼッションが目的ではない。バルサメソッドの創始者が語る「ロンド(鳥かご)」の本質
2019年01月23日
サッカー練習メニュー年代が上がるに連れてルールを複雑に
このトレーニングがどのように誕生したかの話に戻ります。私が見ていたチームが、たくさんの相手選手が集まるエリアに向かって攻撃をしてしまうことがありました。これについて解決策を考え、2対2+攻撃フリーマンで、ミニゲームを行いました。プレーの形状から「円(レドンド)」と言う名前で呼んでいましたが、その時に、指導していた選手たちがこのトレーニングを「ロンド」と呼び始めたのです。これがロンドの始まりです。
このトレーニングは半径10mの円の中で行われ、選手たちの上達に狙いを絞っていました。当初は手を使ってロンドを行っていました。合理的なポジションの取り方を理解するためです。ピッチでトライアングルを作ることができれば、味方にパスコースを明確に示すことが可能です。それができなければ、パスを受けることもできないでしょう。
ロンドはプロを含めたどの年代の選手たちにも有効なトレーニングです。しかし、ロンドを始めるのに最も適しているのは10〜11歳の選手たちです。ロンドを経験することにより、良いポジションを取ることが必要不可欠なことで、そのためには考えて動く必要があるということを学ぶことができます(図1)。
11〜12歳の選手たちには、4対2のロンドが適しています。ボールのタッチ数は、味方の選手が有利なポジションを取れる時間を確保するために、2タッチか、それ以上で行います。こうすることで、指導者は、どの選手がプレーを理解しているか把握できます。13〜14歳の年代では、3タッチ限定でロンドを行います。
理由は、第一にボールを待たず、迎えにいきながらコントロールするためです。第二に、もし敵が遠くにいるのであれば、レガテで相手を突破するためです。第三に、それらを応用したうえで相手が予測できないパスをすることを目的にしているからです。
これらの3つのルールを実行しようとしない選手は、中央のディフェンスと交代します。私にとって、このロンドはより複雑なもので、プロ選手にも役に立つトレーニングです。このロンドは、私のお気に入りの1つです。15歳以上になった選手たちは、1タッチでのロンドを行います。
これまでに説明してきたいくつかのロンドはそれぞれの目的がありますが、この年代でワンタッチのロンドを行うことが必要と考えています。1タッチでのロンドは選手にとって複雑なものになります。
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