バルサ選手のここを見よ! ジュニアが学ぶべき一流選手のプレースタイル
2019年07月12日
ジュニアサッカーニュース優れたサッカー選手になるには、様々な努力が必要です。練習を通じて技術を上達させることは必須でしょうし、健康的な食事と十分な睡眠をとることによって体を大きくすることも重要です。そして忘れてはならないのが、トップレベルの選手のプレーを見ることです。とはいえ、誰の、どんなプレーを見ればいいのかは、ジュニア世代の子供たちには難しい部分があるかもしれません。そこで今回は、7月にRakuten CUPで来日するバルセロナの選手の中で特に注目されている5人の選手について解説していこうと思います。[Sponsored Content]
文●ジュニサカ編集部 写真●Getty Images
ジェラール・ピケ
まずはジェラール・ピケ選手。バルセロナのアカデミー出身者で、かれこれ10年近く最終ラインに君臨する守備の要です。身長193cm体重85kgという体格だけを見ると、日本人に真似できる要素があるのかと疑いたくもなりますが、彼の武器は身体能力ではありません。
抜群のカバーリング能力なども素晴らしいですが、一番光る武器でいうと、DFながらパスワークの起点となれる部分でしょうか。相手のFWが全力で詰め寄っている状態でも、冷静に相手をかわして、ボールを保持することで簡単にポゼッションを相手に譲りません。
また質の高いサイドチェンジや、攻撃の起点となる縦パスを入れることもできるので、現代型CBの典型例だと言えます。最終ラインからボールを繋ぐサッカーを採用しているチームでは、お手本にしたい選手ですね。
セルヒオ・ブスケツ
次に紹介したいのがセルヒオ・ブスケツ選手です。現在30歳のブスケツ選手はピケ選手同様に2008年からバルセロナの主力選手として活躍するベテランMFです。そのプレースタイルはバルセロナのポゼッションスタイルの申し子というべきか。身長189cmと体格は大きいのですが、ピケ選手同様に武器はその体格ではありません。正確なキック能力だけでなく、世界最高クラスの視野の広さ、正確な状況判断能力もあります。
相手DFの背後に抜け出そうとするフォワードの選手に、絶妙なスルーパスを送るなどの決定機の演出もできますが、ブスケツ選手の真骨頂は試合をコントロールできる部分ではないでしょうか。何度も首を振りながら、敵味方の位置を正確に把握。常に正しいポジショニングで味方をサポートしつつ、長短のパスで試合のリズムを作ります。試合では是非ブスケツ選手がどこにいて、どんなパスを選択するかに注目したいところですね。
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