キッズのシュートスキルアップ⑨【クーバーコーチング】
2020年03月13日
サッカー練習メニュークーバーコーチングがこれまでお伝えしてきた「ボールマスタリー」に続き、「シュートスキルアップ」を紹介します。シュートを無理やり強く打つのではなく、正確なキックでコースを狙う練習です。「シュートはゴールへのパス」を意識してやってみましょう。
構成●松岡健三郎
【前回】「キッズのシュートスキルアップ⑧(STEP8)」
STEP⑨
コントロールからシュート
相手が置いたボールをワンタッチでコントロールして、すぐにゴールへシュートする。正確なファーストタッチとシュートが求められる。
■やり方
(攻撃が左からの場合)
・攻撃は中央から少し左の位置からスタート。(黄色マーカー)
・DFは右サイドのスタート位置でボールを持ってスタンバイ。(オレンジマーカー)
・左サイドにDFが回り込むコーンを置く。
・ゴールから3m離れた位置にシュートラインを設定する。(白マーカー)
・(フットサルの場合)ゴールの外にミニゴールやコーンなどでゴールを作る。
■進め方
①DFがボールを持って、ピッチを横向きにドリブルする。
②DFは攻撃する選手の前にきたらボールを止める。
③ボールが止まったら攻撃スタート。
④ワンタッチでシュートラインの内側へボールをコントロールする。
⑤シュートラインの内側からゴールを狙う。
⑥DFはボールを置いたら、そのまま前にあるコーンを回って、相手にプレッシャーをかける。
*(攻撃が右から(DFは左から)の練習も行う)
■ポイント
・シュートラインの設定は、ラインより前にボールコントロールしてしまうと、相手に追いつかれやすい。ラインを越えてすぐ打てばGKが出てくる前に打てる。ファーストタッチの目安となる。
(練習のコートの大きさによってゴールからのライン設定の距離は異なります。)
・ファーストタッチの強さと角度に気をつける。シュートラインを意識して、GKが飛び出せない位置に置く。(左からスタートの場合)左からDFが寄せてくるため、ファーストタッチの角度は相手から遠い右側へボールをコントロールするといい。
・落ち着いてコースを狙ってシュートする。
・DFはスタートからボールを置くまでは、ゆっくり丁寧にタッチする。置いたらすぐにダッシュでコーンをターンして、相手にプレッシャーをかける。
■ジュニサカ サッカー練習メニュー
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