JFAが目指すサッカー環境づくり。いまの日本の裾野で考えなければならないことは?

2015年07月15日

コラム

 昨年、アジアサッカー連盟のグラスルーツデー、そして「Jリーグの日」でもある5月15日に、公益財団法人日本サッカー協会は「JFAグラスルーツ宣言」を行いました。この宣言は、「Football for All」を合言葉に、年齢、性別、障害、人種などに関わりなく、だれもが、いつでも、どこでも安心・安全にサッカーやスポーツを楽しめる環境を整えていくことが目的とされています。

 そして、今年1月には同協会内にグラスルーツ推進部を本格的に設置。5月からはアンケート(※7/31まで)を実施して、それらの意見をまとめたうえで、今後の施策に向けて取り組んでいきます。そこで、グラスルーツ推進部の松田薫二部長に、今回の取り組みについてお話しをお聞きしました。

(文・写真●編集部)


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日本サッカーがさらに発展していくうえで重要な“6つのキーワード”

――現在、アンケートを実施中ですが、ご意見は集まっていますか?

 おかげさまで、記述式で大変なアンケートなのですが、たくさんの方に答えていただき、いろんな意見が集まっています。6つのキーワード、「引退なし」「補欠ゼロ」「障がい者サッカー」「他スポーツとの協働」「施設の確保」「社会的課題への取り組み」に対して、約9割以上の方に賛同をいただき、貴重なご意見もいただいております。

――アンケート以外にもこれまで何か活動されてきたのですか?

 アンケート調査以外では、手分けして47都道府県協会をまわっているところです。グラスルーツ推進部の考えを伝えて、おもに6つのキーワードに対して、さまざまなご意見をいただいているところです。それを一通り終えたところで具体的な施策を明確にし、来年度に向けて、方針を定めていく流れです。

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