東京五輪世代の幕開け。U-19日本、前半低調もイエメンに3発快勝で好スタート
2016年10月15日
ジュニアサッカーニュース
(写真●佐藤博之)
U-19日本代表は現地時間14日、AFC U-19選手権のグループステージ初戦でU-19イエメン代表と対戦した。
東京五輪世代として注目され、来年のU-20W杯出場権獲得が期待される今大会のU-19日本代表。初戦の先発メンバーにはエースの小川航基や堂安律の他、冨安健洋や中山雄太、神谷優太、三好康児らJリーグで活躍し始めている面々が名を連ねた。
前半の日本はボールを支配するものの、ミスが多く決定的な形を作ることができない。選手間の距離感も悪く、枠内シュートを1本も放てないまま45分間を終えた。
しかし後半開始早々、エースが流れを変えた。47分、堂安が仕掛けてファウルを受けると、神谷のフリーキックに小川が頭で合わせて待望の先制点を奪った。
このゴールで落ち着いた日本は前半に比べてボール回しが安定し、決定的なチャンスを作れるようになる。途中出場の岩崎悠人もキレのある動きを見せ、三好や堂安も周囲と連動して漕ぐ駅に絡む。
すると79分、堂安が味方との連携でペナルティエリア内左に抜け出してシュートを放つと、これが右ゴールポストに当たって跳ね返る。そこに岩崎が体を投げ出しながら詰め、執念で追加点をもぎ取った。
さらに88分、小川が強引な突破でペナルティエリア内深くまで侵入して中央へ折り返し、最後はパスを出した一連の動きで詰めていた原輝綺が勝負を決める3点目を叩き込んだ。岩崎と同じく途中出場の高校生が結果を残している。
前半は低調で細かいミスがあったものの、最後まで主導権を渡さずイエメンを3-0で下した日本は、17日にイランとのグループステージ第2戦に挑む。決勝トーナメント進出をかけた重要な試合かつ、このグループで最も厳しい一戦となりそうだ。
【得点者】
47分 1-0 小川航基(日本)
79分 2-0 岩崎悠人(日本)
88分 3-0 原輝綺(日本)
<関連リンク>
・フットボールチャンネル
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
東北トレセン女子U-14が開催!2025.10.24
-
東北トレセンU-14が開催!2025.10.23
-
【JFAエリートプログラムU-14日韓交流戦】参加メンバー発表!2025.10.22
-
U-15日本代表、フランス遠征参加メンバー発表!【バル・ド・マルヌトーナメント2025】2025.10.21
フットボール最新ニュース
-
鈴木唯人が貴重な先制点でチームを勝利に導く【23日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
日本人対決でリバプールが5Gで圧勝【22日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
バルセロナが6発大勝。エースもゴール【21日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
日本人選手所属ザルツブルクは後半AT弾で敗戦【25日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
ベティス、マンUから完全移籍の7番が劇的同点弾【24日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- “早熟タイプ”か“晩熟タイプ”か。成長のピークはいつ訪れる? 子どものタイプを知ろう!!
- 東北トレセンU-14が開催!
- 町クラブから選抜された選手たちがスペインで武者修行!バレンシアやビジャレアルなどと対戦
- 大社少年サッカークラブが島根県大会を制覇!! 3年ぶり6回目の全国大会出場に歓喜/第40回全日本少年サッカー大会 島根県大会
- 「もも上げクランチ」でキック力を鍛える!/【サッカー専用】小学生のための体幹トレ
- 畑喜美夫×幸野健一 両氏が語る、いまサッカー界の育成に必要なこと -“選手が主役”の指導法「ボトムアップ理論」が子どもの自立を促す!-(後編)
- 【JA全農杯チビリンピック2014 小学生8人制サッカー大会】関東大会 予選リーグ結果
- 「サッカーを練習している80%の子どもたちは、プロサッカー選手へと変貌を遂げる可能性がある」元バルサ育成統括コーディネーターが語る指導者に求められる資質とは
- 「軽い」と言われる選手は重心移動ができていない!? 守備力向上のヒントを探る
- 日本サッカーを世界トップへと導く守備のセオリー。イタリア人指導者が指摘する日本に足りない“遊び心”とは














