ハリル絶賛のブラジル代表FWがみせる「オフザボール」の動き。点を取れる選手の“駆け引き”とは
2017年11月09日
サッカーエンタメ最前線日本代表は、10日(金)にブラジル代表と対戦します。「世界で一番うまいアタッカー」と、10月31日(火)に行われたメンバー発表の会見でヴァイッド・ハリルホジッチ監督が絶賛したのは20歳のFWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)でした。ブラジル代表で11試合7得点、プレミアリーグでは今シーズン7ゴールを決めているG・ジェズスはなぜゴールを奪えるのでしょうか。ハリルホジッチ監督のコメントからその秘密が見えてきました。
文●中澤捺生 写真●Getty Images

「G・ジェズスはは常に動きながらプレーしている」
11月10日(金)に国際親善試合でブラジル代表と対戦する日本代表。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は最も警戒するべきアタッカーについてネイマール(パリ・サンジェルマン)やフィリペ・コウチーニョ(リバプール)でもなく以外な人物を挙げました。
「ジェズスは20歳ですが、世界で一番うまいアタッカーだと思います。身長は174㎝(登録は175㎝)と大きくない選手ですが、クロスにも合わせられます。DFラインの裏でボールを受けられますし、止まったプレーをしません。常に少しずつ動きながらプレーしています。つまり、本当にハイレベルなクオリティーを備えた選手です。彼は多くのチャンスを作るので、それを(試合で)やらせてはいけないと思います。守備でもプレッシャーをアグレッシブにかけてきます」
ジェズスとは、マンチェスター・シティに所属するFWガブリエル・ジェズスのこと。弱冠20歳ながら、ブラジル代表で11試合7得点、今季のプレミアリーグで10試合7得点を奪うなど世界的ストライカーになる資質を兼ね備えた選手です。
前述したようにG・ジェズスの身長は175㎝とサッカー選手にしては小柄。ブラジル代表やマンチェスター・シティの試合を見ていても相手を何人も抜き去る「テクニック」や「スピード」を持っているわけではありません。では、なぜG・ジェズスは多くのゴールを奪うことができるのでしょうか。
それは、ハリルホジッチ監督が会見で「(G・ジェズスは)DFラインの裏でボールを受けられて、止まったプレーをしません。常に少し動きながらプレーしています」と、コメントしたこの言葉に多くのゴールを奪える秘密がありました。
≪ガブリエル・ジェズスのプレー集≫
G・ジェズスはDFの裏を突くことが非常に上手いプレイヤーです。(動画36秒~51秒)ボールホルダーに気を取られたDFの背後に上手く隠れて裏に抜けたり、(動画2分48秒~2分55秒)縦に走る素振りを見せて中に入るなど、多彩な動きで相手DFと駆け引きをしています。裏のスペースを突いてゴールを決めるためにマークを剥がすことはとても重要なことです。G・ジェズスのように背後に隠れたり、緩急をつけるなど、動き方に変化を加えることで相手の守備対応が遅れシュートを打つ”時間”と”スペース”を作ることができます。
また、ハリルホジッチ監督が「常に少し動きながらプレーしている」と話すようにG・ジェズスは中央に留まるだけでなく、”常に動いて”幅広いエリアでプレー。サイドでボールを受けて縦や中にドリブルで仕掛けたり、中盤に下がってゲームを組み立てたりしています。プレミアリーグ11試合「37」得点とマンチェスター・シティが高い攻撃力を発揮できているのはG・ジェズスが常に動いてボールを引き出し攻撃を活性化させていることも大きな要因ではないでしょうか。
FWは常に「得点を奪う」ことが求められるポジションですが、「得点を奪う」ことだけが仕事ではありません。前線でただボールがくるのを待つだけでなく、G・ジェズスのように常に動いてDFと駆け引きをしたり中盤に降りてゲームメイクをして”チャンスを作り出す”仕事もFWには必要です。ボールを引き出してチームの攻撃に厚みを加えることができれば自ずと多くの得点機会が巡ってきます。その動きができるからこそG・ジェズスは「ゴール」を奪うことができているのかもしれません。
ジュニア年代の子どもたちがG・ジェズスのプレーを見て学んでほしいのはゴールを導くための動き方。DFラインの背後を狙ったり、中盤に降りてチャンスメイクをしたりと「常に動いて」攻撃を活性化させる20歳のストライカーの動きに注目して日本代表との試合を見てみてください。
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