効果的な水分補給のコツ
2012年08月03日
コラム【水分補給のポイント】
①いつでも、どこでも、こまめに水分補給を。
水分が欲しくなっても、飲み物が手元になければ水分補給することはできません。試合時はもちろん、練習に行くとき、帰る時、遊びに出かける時など、いつもペットボトルや水筒にお水やお茶を入れて持ち歩く習慣をつけるといいですね。Jリーガーの中には、移動などで乗り物に乗るときに2Lの水入りペットボトルを持ち込むなど、常に水分摂取ができるように準備している選手もいます。
②喉が渇いたと感じる前に飲みましょう
「喉が渇いた!」と思ったときにはすでに体の中で数%の水分が足りない状態です。喉が渇く前に、1回にコップ1杯程度の水分を摂取しましょう。
③こんな飲み方は要注意!
サッカーキッズによくある例として、水分を一気にたくさん飲んでお腹を壊したり、「食事中に水分ばかりとって、食事を食べてくれない」というサッカーママからの声をよく聞きます。食事中に水分をたくさんとってしまう原因は、練習後の水分補給が不十分なことが多いようです。練習後も、練習前・練習中と同様にこまめに水分をとって、夕食にガブ飲みしないように心がけましょう。
【どんな水分を選べばいいの?】
ケース① 普段、家にいるときは何を飲む?
普段の水分補給は、水か、お茶がおすすめ。成長期の子どもは牛乳やオレンジジュースでカルシウムやビタミンを摂取してほしいのですが、どちらも1日にコップ2~3杯程度が適量です。
ケース② 汗だくになった日は、何を飲む?
汗の中にはカルシウムなどのミネラルが含まれていて、汗をかくと水分と一緒にミネラルも流れ出てしまいます。また、汗をかくような暑い環境では、エネルギーの消耗が激しく、エネルギー産生に必要なビタミンも同じく消耗されます(特にビタミンB郡)。ですから、汗をたくさんかいた日は、牛乳やオレンジジュースを率先して飲みましょう。朝昼晩にコップ1杯ずつ程度がおすすめ。一度にたくさん飲むのではなく、3回くらいに分けて飲みましょう。
ケース③ サッカーの練習中は何を飲む?
30分から1時間程度の練習なら、お水でもお茶でも構いませんが、汗をたくさんかく日はスポーツドリンクがおすすめ。お茶とスポーツドリンクを両方用意してもいいでしょう。市販のスポーツドリンクが甘すぎると感じる場合は、2~3倍に薄めて飲みやすくしましょう。
ケース④ 試合がある日には何を飲む?
1日に2試合ある場合や、時間的に食事が十分でない場合もあるでしょう。そんなときはスポーツドリンクで糖分とビタミン・ミネラルの補給をしましょう。この場合、カロリーオフのドリンクでは糖分の補給ができませんので、注意して購入してください。
カテゴリ別新着記事
ニュース
- 【AFC U17女子アジアカップ インドネシア2024】U-17日本女子代表メンバー発表!2024.04.15
- 「JFAナショナルトレセンU-12関西」が開催!2024.04.11
- 「東北トレセンU-13」が開催!2024.04.10
- 【AFC U23アジアカップ カタール2024】U-23日本代表メンバー発表!2024.04.08
フットボール最新ニュース
- 近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.18
- 「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.18
- 【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.18
- リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.18
- 前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.18
大会情報
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
ADVERTORIAL
ジュニアサッカー大会『2024'DREAM CUPサマー大会in河口湖』参加チーム募集中!! |
人気記事ランキング
- 自分よりも大きくて速い選手も1対1で抑える。内田篤人から学びたい守備時の姿勢【フィジカルのプレーモデル】
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【西日本】
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例
- 「2023ナショナルトレセンU-14 (後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- 「俺、プロだったけど下手になってる」松井大輔が痛感。横浜FCスクール初指導に密着、子どもたちへの指導の狙いとは
- 三笘薫のドリブル・カットインの秘訣に迫る。1対1で相手を抜き去るための“沈む動き”とは【フィジカルのプレーモデル】
- 「もも上げクランチ」でキック力を鍛える!/【サッカー専用】小学生のための体幹トレ
- ジュニア年代にも大切なトップ選手の共通点は?“自重コントロール”の重要性【フィジカルのプレーモデル】
- 「2023ナショナルトレセンU-14(後期) 」参加メンバー発表!【西日本】