コラム

ジュニアのうちから“勝負脳”を鍛えて強い選手になる!!【前編】

2014年02月08日

今回の育成コラムは“勝負脳”の専門家のお話をお届けします。長年にわたり脳と向き合った末にたどり着いた、能力の引き出し方・厳しい戦いを勝ち抜くメンタルコントロール・勝負強くて素直な性格を育てるノウハウ。スポーツにも造詣が深い“脳の達人”林成之教授のお話を紹介します。

構成●新井田聡 写真●編集部 イラスト●喜多浩太郎

※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.14秋号』P076-080より転載


「勝ち方」を追求して到達点へ一気に駆け上がる

スポーツにおける「勝負脳」とは、人間が持っている能力・ポテンシャルを最大限に引き出す 脳の力 です。世の中には、何をやっても成功する人と、何をやらせても上手くいかない人がいるものですよね。でも、「できる・できない」は、生まれながらにして決まっていることではなく、勝負脳を鍛えれば「成功する人」「勝てる人」になれると信じてほしいのです。

ほとんどの人が、勝負事には勝ちたいと思っているでしょうし、やるからには成功したいと願っているでしょう。しかし、勝つために大事なことは、「勝ち負け」(=結果)ではなく、「勝ち方」(=プロセス)を追求すること。「どう勝つか」「どういう勝ち方をするか」にこだわることが、最大のポイントだという考えが根底にあります。

「達成できる人」「勝つ人」は、勝負脳の法則に従って考え、行動しているものです。具体的には、①目的と目標を区別する ②具体的な達成方法と、いつまでに達成するかを明確にする ③達成するまで忘れない の3つに集約できます。

まず、①について詳しく説明しましょう。「勝つこと」が目的で、「勝つために何をするか」が目標です。自分に何ができて何が足りないか、ありのままの姿を見て、達成するために何が必要かをハッキリさせると勝負脳はよく働くのです。体力をつける、走る、技術を磨く、性格を強くする……、その子によっていろいろな要素があると思います。それらを正確につかんで克服し追求することが、「勝ち方に集中する」ことになります。

なぜ「勝ち方」が大事かというと、勝負事は、得てして負ける可能性もあるわけです。そういう、失敗する可能性のあることにこだわると、「もしかしたら失敗するんじゃないか」という自己保存の本能が働き、脳が緊張をして、本来の力を発揮できなくなってしまうんです。

②に関しては、どうしたら達成できるかの具体策とリミットを定めること。これを明らかにしないと、ただ「がんばります」という、抽象的で曖昧な姿勢になってしまい、脳は本気を出しません。とはいえ、世の中にはすぐに解決できないこともたくさんあります。ですが、忘れずにブレない心を持っていれば、いつかは達成できるもの。それが、法則③につながります。

VOL44

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