佐藤寿人選手に聞く!ゴールを奪える選手になるための極意とは

2014年03月19日

インタビュー

今シーズンJ1第2節(対川崎フロンターレ)ではスーパーゴールを決めた、サンフレッチェ広島のゴールゲッター、佐藤寿人選手。最新号の『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.32』では、ゴールを奪い続けられる理由と幼いころに行っていた練習法などについて、佐藤選手に話を聞いている。

文●寺田弘幸 写真●佐藤博之

※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.32春号』P020-025より転載


ストライカーは自分のストロングポイントで勝負する

――Jリーグで多くの得点を重ねてきた佐藤選手にゴールを奪う秘訣をお伺いしたいと思いますが、ストライカーにとって大切なことはどんなことしょうか。

 まず自分がどういうストライカーであるかを知ることが大事だと思います。テクニックがあるタイプであれば、自分でボールを持ち運んでシュートチャンスを作っていくことができますし、そうじゃなくてパスを呼び込む動き出しが得意であれば、動き出しの部分で勝負していくことが大事だと思います。

 ストライカーはいろんなタイプに分かれると思いますし、タイプが分かれやすいと思うので、自分がどういうタイプなのかを知り、自分の武器が何なのかを知って強みをどんどん生かしていくことが大事です。

――自分の得意なプレーを磨いていくことが大事なのですね。

 自分に足りない部分を補うことから目を背けちゃいけないですけど、ストライカーは自分のストロングポイントで勝負するべきだと思います。ゴールを奪うためにはどこかで相手と違いを見せないといけないので、平均的に高い能力があるよりも、一つだけでも抜けた能力を身につけることが大事です。

 僕も、特にプロになってから周りと違いを見せることがすごく大事だと思いました。だんだん周りのレベルが上がっていくと、自分は得意だと思っていたプレーでも普通のレベルになります。なので、自分の特徴で周りとは違う武器を身につけていかないといけません。

佐藤寿人選手002

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