【第39回全日本少年サッカー大会】決勝大会 ジュニサカ取材日記①「冬の全少がいよいよ開幕!リスペクトの気持ちを大切に明日から選手たちの熱い戦いが始まる」

2015年12月25日

大会情報

冬の全少がいよいよ開幕!リスペクトの気持ちを大切に明日から選手たちの熱い戦いが始まる

(文●編集部 写真●佐藤博之)

 いよいよ開幕した「第39回全日本少年サッカー大会」。今年は初の冬開催となり、開催場所もこれまでの時之栖から鹿児島へと移りました。この日行われた開会式では、式典前に地元鹿児島の山川ツマベニ少年太鼓の皆さんが歓迎太鼓を披露し、会場を盛り上げました。

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 今回、選手宣誓を任されたのは初出場となったFC今治の増原航キャプテン。約1分以上にわたる素晴らしい選手宣誓を披露し、大会は幕をあげました。

 増原くんは「非常に緊張して完ぺきではなかったですが、ほとんどうまくできてよかったです」と、選手宣誓の感想を語りました。
 
 開会式のあとには、毎年恒例の全チーム参加のリスペクトワークショップが行われました。日本サッカー協会・田嶋幸三副会長は、「リスペクトにはいろいろな意味がありますが、みなさんには“大切に思うこと”ととらえて考えてほしいと思います。仲間やコーチ、レフェリーなどみんなを大切に思うこと、こういった思いをこの大会を通じて実践してください」と激励の言葉を選手たちに送りました。

 また特別ゲストには第10回大会で出場経験のある元日本代表の三浦淳寛氏(大分県・明治北SSC出身)が参加。選手たちに「今大会で失敗したり、成功してもしっかり自分で“考える”こと。それができることが大切です」と語り、ワークショップでは選手たちと直接触れ合いながら、自分で考えることの大切さを間近で伝えていました。

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 そのワークショップでは、選手たちが記入できる1枚の紙が渡され、「サッカーをなぜ好きなのか?」「大好きなサッカーを楽しむために大切なものは何か?」など、選手たちが自ら考えて書き込めるようになっており、初めはおとなしかった選手たちも徐々に周りと意見交換をしたり、自分の意見をしっかり発言できるようになったりと、“考える”姿勢もった選手が多く見受けられました。

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 FC今治の増原くんも「味方でも相手でも、審判であってもリスペクトの気持ちをもって明日からの試合に臨みたいと思います」と、リスペクトワークショップを通じて感じてくれたことを語ってくれました。

 明日からは予選リーグが始まり、48チームによる熱戦が繰り広げられるかもしれません。しかし、すべての勝敗に一喜一憂するのではなく、リスペクトやフェアプレーの精神を大切に選手たちが今大会を通じて大きく成長してくれることを願っています。

取材日記や速報結果は、第39回全日本少年サッカー大会 特設ページから

<関連リンク>
日本サッカー協会
『ジュニアサッカーを応援しよう! VOL.39』
『サッカートレーニング【書籍一覧】』

 

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