チーム動画紹介第4回「アセノスポーツクラブ」
2007年03月19日
未分類今回お邪魔したのは、茨城県守谷市にある「アセノスポーツクラブ」。代表の品村敏明さんに話を伺いました。
答えてくれた代表の品村敏明さん
アセノスポーツクラブってどんなクラブ?
アセノスポーツクラブは小学生、中学生が140人通うサッカー専門のスポーツクラブです。生涯スポーツを楽しめるように「技術」「発想」「自立の心」の習得を目的としています。送迎バスや夜間照明に加え、一昨年人口芝にして子供にとって良い環境を整えてあります。
クラブの悩み
人口芝となって天気に左右されずケガが減り、子供がのびのびプレーできるなどたくさんのメリットがあります。公式戦では土のグラウンドで行われますが、子供達が土のグラウンドに慣れるまで時間がかかってしまい、試合で力が発揮できないことが悩みかもしれません。週末はさまざまなグラウンド環境で練習試合をこなすことが対策ですね。積極的に外に出かけて試合をしたいと考えています。
子供達の人数が年々増えてきてコーチの目が行き届かないことが今後はあるかもしれません。コーチ皆で担当学年を共有したりで、カバーしていきたいと思っています。
チーム作りで大切なことは
子供達の年代は技術や発想を会得する大切な時期です。体の大きさ、パワー、スピードが重要視される今の風潮に危機感を感じます。貴重な時期に大切なものを覚えず大人の選手に成長してしまうのではないかということを心配しています。
我々の「ものさし」は公式戦の実績でも、サッカー関係者の評価でもありません。子供達が大人になったとき「アセノでサッカーやっていて良かったな」と感じてもらうことが全てです。それについては自信がありますね。
編集部コメント
住宅街のはずれ、森に囲まれた中にアセノスポーツクラブのグラウンドがあります。人口芝、送迎のマイクロバス、夜間照明、専任コーチと子供にとって最高の環境が整えられています。大きな団体、資本やスポンサーなしに代表の品村さんの情熱で積み上げられたものだとお話を聞いてわかりました。
人口芝になって怪我が激減、特に着地や転倒によって手を突く時の上腕部の怪我はゼロになったそうです。見学しているお母さんにお話を聞くと細かいことですが人口芝はボールやスパイクが長持ちし、ウエアやストッキングの洗濯が楽になったとおっしゃっていました。
練習は90分程度ですが中身は濃密と感じました。「待ち時間がない」ことと「ボールなしの練習がない」の2つがポイントのようです。給水時間とコーチの話以外は子供達の体が動いています。列にならんで何かする練習はないので常に動いています。ウォームアップからボールを使うことによってほとんどの時間に子供達がボールに触っていることになります。短い練習時間に無駄がありません。練習はミニゲームで終わりますが高度な技術を持った子供達をたくさん見ました。それでいてボールの奪い合いはクリーンで激しい。将来この120人の中から個性と高い技術を備えた選手が現れるのではと感じました。
(ジュニサカ編集部)
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
U-22日本代表メンバー発表!【Mirabror Usmanov Memorial Cup 2025】2025.07.22
-
サッカー日本代表メンバー発表!【東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会】2025.07.04
-
U-16日本代表メンバー発表!【CFA PEACE CUP】2025.07.02
-
U-17日本女子代表、アメリカ遠征参加メンバー発表!2025.07.01
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-22日本代表メンバー発表!【Mirabror Usmanov Memorial Cup 2025】
- 「もも上げクランチ」でキック力を鍛える!/【サッカー専用】小学生のための体幹トレ
- 人生最大の挫折――。本田圭佑がガンバユースに昇格できなかった本当の真相【後編】
- “早熟タイプ”はプライドの高さに注意? “晩熟タイプ”には他人との比較はNG!? 個々にフォーカスした指導を心がけよう!!
- コンタクトプレーを嫌がる子ども?
- 2013年度 ナショナルトレセンU-14 後期の開催概要および参加メンバー発表
- 「軽い」と言われる選手は重心移動ができていない!? 守備力向上のヒントを探る
- バルサとの真剣勝負。 元日本代表・鈴木隆行監督が率いた「大和ハウスDREAMS」の挑戦!!
- 2018ナショナルトレセンU-14後期の参加メンバー発表!
- サッカーを通じて“目標を達成する力”をつける思考術とは