チーム動画紹介第5回「CLUB ATLETICO SHINJUKU I.P.D.」
2007年03月26日
未分類
今回お邪魔したのは、新宿を中心に活動している「CLUB ATLETICO SHINJUKU I.P.D.」。コーチの山崎太史さんに話を伺いました。
答えてくれたコーチの山崎太史さん
「CLUB ATLETICO SHINJUKU I.P.D.」ってどんなクラブ?
新宿区を中心に千代田区、港区の幼稚園児から小学六年生まで約80人の選手が所属しているクラブです。練習は週3回、ジュニアユースチームもあり、幼、小、中と10年同じクラブでサッカーが楽しめます。ジュニア世代では「個」の育成を目標としています。
最近の悩み
昨年までは練習場の確保が大変でした。複数の小学校のグラウンドや公園のグラウンドを使っていましたが、現在では他の練習場所の確保を計画するなど、解決に向かっています。学校のグラウンドはアスファルトなので、雨のあとは滑りやすくなります。転倒に気をつけながらの練習になる場合もあります。小さな場所でも工夫をすれば、ドリブルを中心に色々な練習をすることができます。広い練習場所が確保できたとしても、練習メニューが大きく変わることはないと思います。
チーム作りで大切なことは
私は、幼稚園児から小学3年生までは「たまけり」と呼んでいます。サッカーの前の段階で、個人でもチームでも戦術的な要素をこの世代に押し付けることよりも、ボールで遊ぶこと、チームで遊ぶことの楽しさを重要視しています。4年生以降になって「遊び」から「サッカー」に移行させていきます。極端かもしれませんが試合のルールなどの習得も4年生以降でよいかもしれません。あわてて小さい頃からいろんなことを押し込まなくてもよいと思っています。
中学年、高学年をいっしょに練習させることも多くしています。低学年にとって上級生との練習は色々なことを吸収する場となりますし、上の世代の子供たちは、低学年の面倒を見ることで、力加減の調整を学べるのではと思っています。
編集部コメント
幼稚園児~2年生までと、3年生~6年生までの2つの練習を拝見させていただきました。通常、低学年の集中は長く続かないため、練習中、コーチからの声でのレクチャーは大変です。山崎さんは大きな声と小さな冗談で注目させていました。ポイントを簡潔な言葉で伝えられているため、子供たちは理解しやすいのではないでしょうか。ミニゲームでは、コーチもいっしょに入って、子供たちの元気を引き出していました。
中学年、高学年では声での「問いかけ」が入ります。練習の説明のあとに「この練習を上手くやるには何が大事?」と子供たちに考えさせます。時には個性的で想定外な答えも出てきますが、短い時間でも子供自身に考えさせる時間を取ることは、学業だけでなく、スポーツにも大切なことです。考えずに練習するか、しないかで練習効果に違いが出てきます。
山崎さんが、子供たちを遊びからスポーツに導く役割を担っていることは練習を見てよくわかりました。このクラブの子供たちは、大人になってもスポーツを取り込んだ生活を楽しむことができるのではないでしょうか。
(ジュニサカ編集部)
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