【バーモントカップ第22回全日本少年フットサル大会】千葉県大会レポート&結果
2012年09月19日
バーモントカップ第22回全日本少年フットサル大会強豪ひしめく千葉県代表の座はJSC CHIBAに決定!!

9月17日(祝・月)、千葉県柏市・沼南体育館にて「バーモントカップ 第22回全日本少年フットサル大会 千葉県大会」の決勝があり、JSC CHIBA(以下、JSC)が大森SC(以下、大森)を11-1で破り、初優勝を果たした。
「あとひとつ越えなければならない山がある。全日本少年サッカー大会は2位でもよかったけれど、バーモントカップは優勝しないと出場することができない」と決勝前のミーティングでJSC・実川真悟監督が引き合いに出したのは、去る8月に開催された第36回全日本少年サッカー大会の千葉県大会決勝。柏レイソルU-12に敗れながらも、JSCが千葉県第2代表として全国大会に出場できる権利を得たときのことだ。 全日本少年サッカー大会は、優勝チームを輩出した都道府県には、翌年の大会に2つのチームが出場できる特典が与えられる。前年度に優勝したのが千葉県。その恩恵を受けたのが、JSCだった。
優勝が決まる大事な試合を前にして、それはプレッシャーになりかねないほろ苦い思い出話のはず。だが、JSCの選手たちには笑顔があった。「僕らは、もう負けないんだ!」とでも言いたげな表情が垣間見える。「全国大会に出てからは、今までと違って怖がらずにプレーできるようになった」と10番・郡司篤也くんは言う。これこそ、彼らが真夏の富士の麓で仲間と共に過ごした1週間で得た”たくましさ”なのだ。
午後5時15分、いよいよ決勝のキックオフ。「攻守の切り替えのときはアドバイスをするかもしれない。でも、それ以外のことは、自分たちで何をやったらいいのかわかっていると思うから、ベンチからは何も言わない」と実川監督は選手をコートに送り出した。
やることは明確だ。JSCのスターティングに選ばれた5人の選手たちに迷いはない。相手ゴールに向かって、どんどん突き進んで行った。前半1分に、8番・南山陸くんが先制点を決めると、3分には10番・郡司くんが追加点を奪取した。4分には大森の9番・山本琉日くんに右サイドから押し込まれ、2-1と迫られるものの、以降は大森のカウンター攻撃にもゴレイロの1番・田中悠貴くんが好セーブを連発し、後方からフィールドプレーヤーを盛りたてた。5分には8番・南山くん、6分には10番・郡司くんが続けざまにゴールネットを揺らし4-1にすると、7番・北島直樹くんも7分、8分と連続でゴールし、大森を一気に突き放す。前半終了間際の10分には、コーナーキックからのボールを受けた10番・郡司くんがハットトリックとなるゴールを決め、7-1で試合を折り返した。
後半になってもJSCの勢いは止まらず、途中出場の4番・成澤和真くんと9番・宇野秀馬くんも活躍。4番・成澤くんにいたってはハットトリックを達成するなど、11得点をあげたにも関わらず、JSCの選手たちはタイムアップの瞬間まで足を止めず、決して攻撃の手を緩めることはしなかった。
大森・山中陽太郎監督は、「個人技のあるJSCさんを相手に走り負けてしまいました。再戦する機会があるので、今度は勝つことができるように準備をしたいです。今日は、チームにとって、良い経験をすることができました」と笑顔で会場を後にした。初出場のバーモントカップで、予選リーグでは参加60チーム中1位の成績をおさめ、準優勝をするだけの力を持っているチームだけに今後の躍進に期待したい。
優勝したJSC・実川監督は「今日は試合間隔が短いなかで、決勝まで4試合を戦わなければならないタフなスケジュールでしたが、選手たちは最後まで集中して走りきることができました。うちのチームが日頃の練習で取り組んでいるコーン・ドリブルの成果といってもいいでしょうね」とコメント。そして「この子たちにとっては、優勝をして堂々と胸を張って全国大会に出場することが大事でした。きっと(全日本少年サッカー大会の)準優勝のときとは、違ったものが見えてくるはずです」と思いを語る。自分たちだけの力で勝ちとった夢舞台の開幕は4ヶ月先。まだ、少し気の早い話かもしれないが、千葉県大会を制してまたひとつ成長した彼らのことだ。きっと準備万端の状態で、決戦の地・駒沢公園に乗り込んでくるに違いない。2013年の蹴り始めに、果たして彼らは、何を見て、何を感じることだろう。
■JSC CHIBA・実川真悟監督
決勝では、細かなフェイントやヒールリフトなどのトリッキーな技で相手を抜こうと、チャレンジする選手がいましたが、個人で得点を狙える強さを持つことはジュニア年代では大切です。大舞台で積極的に仕かけることができたのは、子どもたちにとって、今後の大きな力になっていくことでしょう。バーモントカップの全国大会は初出場になりますが、気負うことなく、普段通りの自分たちのスタイルでフットサルをするだけです。
(文・写真●山本浩之)
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