10代の子どものやる気を引き出す方法教えます! 〝親は子どものファンであれ〟【後編】
2013年11月03日
コラム生活面での「責任」を教えることが大前提
子どもに対するコーチングで大切なことは、子どもを愛することと、「責任」、つまり、物事の因果関係を教えて子どもの自律心を養うこと、そして、人の役に立つ喜びを教えることです。
イチロー選手にしてもプロゴルファーの石川遼選手にしても、プレーだけが素晴らしく、あとはダメという人ではありません。彼らは、傲慢じゃないですよね。彼らのプレーの「やる気」には、世の中の人のためになりたい、みんなを楽しませたい、元気にさせたいという思いが感じられます。それは生活面できちんとやることをやって、プラス、スポーツがあるということが家庭で徹底されてきていたからだと思うんです。
親にとって一番大事なことは、発破をかけることではなく、日常生活の中できちんとすべきことを教えていくこと。そして、その上でスポーツの応援をしていくということなのではないかと思います。
(プロフィール)
菅原裕子(すがわらゆうこ)
NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事。有限会社ワイズコミュニケーション代表取締役。子どもが自分らしく生きることを援助したい大人のためのプログラム「ハートフルコミュニケーション」を開発。大好評を得ている。主な著書に『子どもの心のコーチング』『10代の子どもの心のコーチング』(ともにPHP文庫)、『コーチングの技術』(講談社現代新書)などがある。
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