中学・高校の進路はどう考える!? 知っておくとタメになるJリーガーへの道【前編】
2014年03月09日
読んで学ぶ/観て学ぶ今、サッカーに打ち込んでいる子どもたちの多くは、これからの将来について、おそらく「サッカー選手を目指したい」といった夢をはじめ、サッカーとともに自分の進路選択を考えているのではないでしょうか。そこで今回は少しでも知識として頭にいれておきたいJリーガーへの道を紹介します。
構成●編集部 写真●編集部、フットボールチャンネル編集部
大きく4つに分かれる12歳の選択
日本のサッカー進路は選択肢が多く、そのため中学・高校進学時には、子どもも保護者も悩みを深くさせるかもしれません。中学の部活動がいいのか。あるいはJクラブのジュニアユースのセレクションを受けるべきか、受けさせるべきか。はたまた今所属している地元のクラブチームで続けていこうか……。そこに子ども自身のサッカーの技術や学力に加え、費用という問題も絡んできます。
進路を選択する上で、最初のターニングポイントになるのが小学校から中学校への進学。大きく4つの選択に分けられます。中学校のサッカー部(部活動)。Jクラブのジュニアユース。そしてJクラブ以外のクラブチームに、JFAアカデミーを追加した4つになります。
この中で、入部前のセレクションがほぼなく、「サッカーを続ける」ことを最優先に考えるのであれば、まず公立中学の部活動が基本線となるでしょう。しかし指導力という点には課題があります。部活動は学校教育の延長上という考えの学校が多く、あくまでも学業が優先。またサッカー経験のない指導者が顧問となるケースも少なくありません。
近年は中高一貫の学校に人気が集まっており、いい指導者の下でサッカーを学び、勉強も高いレベルを求めるのであれば、という声もこれまでの取材を通じてありました。例えば神奈川県の桐蔭学園中→桐蔭学園高や、兵庫県の滝川二中→滝川二高といった高校選手権に出てくるチームにも、中高一貫校はかなり多いのです。
なお、この道を選ぶ際は、高校に進学してサッカー部に入ったときに他の中学やクラブから優秀な選手が入ってくる場合があることも忘れてはならないでしょう。事前に調べておく必要があります。
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