スペイン代表・イニエスタが語る、フットボールへの熱い思いと揺るぎない意思の強さ

2014年06月08日

インタビュー

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僕の夢はこれまでと同じ。このクラブで引退することだ

――グアルディオラは、あなたのキャリアにおける最も重要な指揮官でしょうか？　また、彼の最大の長所を挙げるとすれば、何になるのでしょうか？

「良いところを一つだけを挙げることなんてできないよ。僕だけでなく、全員にとって絶え間のない勉強の期間だった。毎日の練習で、根本的とも言えるような戦術や技術を学ばせてもらったよ……。僕たちという選手、人間をチームと一体化させ、彼自身も１００％の力を振り絞っていたね。バルサの歴史におけるデリケートな時期に、ペップが監督となったのは重要なことだった。彼はあのチームにいた全員から結果を引き出し、歴史の一部となったんだ」

――あなたが“ラ・マシア”に入ったときには、ヨハン・クライフが確立したプレースタイルがカンテラでも実践されていました。選手としての成長において、実践すべきプレースタイルが存在していたことは重要な要素であったと思いますか？

「確実にそうだと言える。ほかのクラブにいたらもっと苦労を強いられていたか、多くの人間のように途中で挫折していたかもしれない。分からないけどね。だけどバルサのフィロソフィーが、選手の成長を助けられることは間違いない。ただその後には、監督が若手選手に懸けるかどうか、チャンスを待たなければならない。運や偶然かは分からないが、それが現実になるときに求め続けた褒賞を手にできる」

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