視点の先に常にゴールを! 前を向ける選手になるための育て方
2014年06月26日
コラムサッカーというスポーツにおいて大切なことは得点を奪うことです。そのためには常にゴールを意識した、前を向いたプレーを心がけて、相手の脅威になる存在にならなければいけません。まずはジュニア年代から、そういった選手を生み出す育成をしていく必要があります。 そこで今回は池上正氏にお聞きした、前を向ける選手になるための育て方について紹介します。
文・構成●島沢優子 写真●編集部
『ジュニアサッカーを応援しよう!vol.30秋号』P037-041より一部転載
ゴールを意識する効用。前を向いてプレーする低学年
小学校低学年の子どもたちの試合などを見ていると、サッカーの本質に気づくことができるかと思います。よくいう団子サッカーなのですが、彼らはボールを持つと必ずゴールへ向かっていきます。
相手がいなければどんどん前へ行くし、いればぶつかりはしますがそれでもこじ開けてでも前へ進もうとします。1年生などは本当に無駄のない動きをしますし、見ていてすがすがしいほどです。
ボールをもらうときも同様です。子どもは相手がいると嫌なので、相手から離れてもらおうとします。「パス!パス!」と懸命に叫ぶ子を見ていると、案外スペースに立っていたりします。要するに、彼らは常にゴールの方向、前を向いてプレーしています。
たとえ自陣にいても、いつもゴールを意識する。意識することによってプレーやその選択が攻撃的になります。そうなると、自ずとファーストタッチも前へ前へと効果的な場所にボールを落とすようになります。
よく試合で「前を向かせるな!」と守備の選手に指示する声が聞こえますね。同様に、攻撃する選手には前を向くことを徹底させてください。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
U-19日本代表、国内トレーニングキャンプ参加メンバー発表!2024.07.20
-
U-15日本代表、ウズベキスタン遠征参加メンバー発表!2024.07.13
-
「エリート女子GKキャンプ」参加メンバー発表!2024.07.13
-
「女子GKキャンプ」参加メンバー発表!2024.07.11
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
-
【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
-
【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
-
【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
ADVERTORIAL
![]() | ジュニアサッカー大会『2024'DREAM CUPサマー大会in河口湖』参加チーム募集中!! |
人気記事ランキング
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- U-19日本代表、国内トレーニングキャンプ参加メンバー発表!
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例
- “重心移動”をマスターすればボール扱いが上手くなる!? ポイントは「無意識になるまで継続すること」
- 「JFAナショナルトレセンU-12関西」が開催!
- 即時奪回の線上にゴールはあるか?ボールを中心に考える「BoS理論」とは
- 夕食は18時が理想的。それができない場合は? 「睡眠の質」を高める栄養素
- 一生懸命走っているように見えない息子
- チーム動画紹介第69回「TFAジュニア」
- 社会が狂わす“現代の子ども”をサッカーで変えるためにできること