子どもたちが認められる環境づくり。「プレーヤーズ・ファースト」の本質を知る
2014年08月27日
コラムサッカーは選手の判断が第一
まず理解しなくてはならないのは、サッカーはピッチの外からの指示(サイドコーチング)で選手を動かすスポーツではない、ということです。選手の判断が第一。試合以外でも、すべてのことが「選手ありき」で進んでいかなくては、そこに成長はなく面白味もありません。このことは、育成の現場にいるコーチや保護者は特に肝に銘じなくてはいけません。
それなのに、依然としてさまざまな国で「プレーヤーズ・ファースト 」が叫ばれつづけています。
スイスサッカー協会は「大人のみなさんへ」と題し「僕たちにプレーをさせて」「騒がないで」「審判に文句を言わないで」などとつづられたレターを配布しています。アメリカサッカーユース連盟は、「キッズゾーン」というネーミングで「以下のことを守れない大人は立ち入り禁止」になっています。主な約束事項は、
● 勝つことではなく楽しみがすべて
● ファンは応援するのみ。指導はコーチに任せる
● 怒りにまかせて怒鳴らない
● ののしらない
● 禁煙
● 子どものよい見本となる
といったことが掲げられています。
日本でも数年前から日本サッカー協会が「プレーヤーズ・ファーストの徹底を」とさまざまな取り組みをはじめています。そのような啓もう活動がいまだ行われているということは、日本の大人の指導が決して「プレーヤーズ・ファースト」ではない事実を示しているのです。
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