FUJI XEROX SUPER CUP 2015 NEXT GENERATION MATCHは日本高校サッカー選抜が2年連続の勝利!
2015年03月02日
ジュニアサッカーニュース2月28日、日産スタジアムにてU-18Jリーグ選抜vs日本高校サッカー選抜の試合が行われ、1-2で日本高校サッカー選抜が勝利を収めた。
(写真●浦正弘 文●編集部)
今回で6回目となり恒例となったこの『FUJI XEROX SUPER CUP』の試合前に行われる『NEXT GENERATION MATCH』も国立競技場から日産スタジアムに場所を移して開催されることとなった。
日本高校サッカー選抜は、チームのセンターラインであるキーパー・ミッドフィルダー・フォワードのポジションに今年の高校選手権で準優勝した前橋育英の吉田舜、鈴木徳真、渡邊凌磨を配置。一方、U-18Jリーグ選抜はJユースカップを制した鹿島アントラーズと準優勝のガンバ大阪の選手を中心に構成する布陣となった。
試合開始から拮抗した展開が続いたが、「前半は個々の部分の良さが出せた」と日本高校サッカー選抜の大野監督が語ったように、徐々に日本高校サッカー選抜が選手の個々の力と連動した守備でペースを握っていった。すると前半31分に試合が動く。渡邊凌磨(前橋育英)が一度はシュートをディフェンダーに弾かれたものの、そのこぼれ球を自ら頭で押し込み日本高校サッカー選抜が先制。
さらにその4分後にはボランチの前川優太(星稜)がペナルティエリアの外から強烈のシュートを突き刺した。この『高校選手権ファイナリストコンビ』で一気に2点のリードを奪うことに成功した日本高校サッカー選抜が最高の形で前半を折り返した。
後半はお互いにめまぐるしく選手を入れ替えていきながらの試合運びに。そんな展開のなかで主導権を握ったのはJリーグU-18選抜。しかし、完全にボールを支配したものの、攻撃のスピードを入れたい場面でのミスが目立ち、決め手に欠いた。試合終了間際にDF藤谷壮(ヴィッセル神戸U-18)がセットプレーからようやく1点を返すが、反撃もそこまで。1-2で日本高校サッカー選抜が2年連続での勝利飾った。
昨年の初勝利から2年連続で日本高校サッカー選抜が勝利を収めたことに対し、U-18Jリーグ選抜の熊谷監督は「日本サッカー全体のレベルが上がってきているなかで高校とユースの差はなくなってきている」と語った一方で、日本高校サッカー選抜の大野監督は「高校サッカーという広い裾野のなかでボールを維持するチームが増えてきていて即席チームのなかでも非常にやりやすい状況になってきている」との見解を示した。
このあと、日本高校サッカー選抜は3月8日の第30回静岡県ヤングサッカーフェスティバルで静岡県ユース選抜と対戦した後、3月28日から第53回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会に出場する予定だ。
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