<短期連載>プロサッカー選手からサッカー少年・少女を持つ親へのメッセージ②
2015年05月22日
コラムサッカー少年少女の親御さんが持つ悩みを、プロサッカー選手に聞くとどんな答えが返ってくるのか。盛田剛平選手編の第2回です。今回も大変参考になる回答をいただいています。
文●高橋正彦 写真●Getty Images
Question6
絶対にプロになる!と決めたのはいつですか?(なりたいな、なれたらいいな、ではなく)
(小学4年生の息子さんをお持ちの保護者より)
Answer
「プロになる!」と思ったというか、大学3年生のとき、スカウトの方からお誘いの話があったときに「あ、これはプロになれるかも」と思いました。
Question7
サッカーを始めてからプロになるまでで、自分が一番『伸びた』と思う年齢(時期)はいつですか?また『伸びた』と思われる理由はなんですか?
(小学1年生の息子さんをお持ちの保護者より)
Answer
どこで一番伸びたかは、はっきり言ってわかりません。どのカテゴリーでもうまくいくときとダメなときの波があり、それを克服して徐々に成長してきました。グッといきなり成長した時期はなかったかもしれません。強いて言うなら今かも(笑)
Question8
プロになった今でも忘れない指導者の言葉、教えを教えてください。
(小学2年生の息子さんをお持ちの保護者より)
Answer
たくさんの指導者からいろいろと素晴らしい教えは受けましたが、1つあげるとすれば父親からの「負けるな、なにくそ!でやれ!!」という言葉を選びます。
Question9
サッカー選手をめざすにあたって小学生年代で心がけることを三つあげるとしたらなんですか。
(小学3年生の息子さんをお持ちの保護者より)
Answer
反復練習、いいプレーを見る、サッカーを楽しむこと、この三つが大切だと思います。
Question10
プロになれる素質があるのに、なれなかった人たちは、何が足らなかったと思いますか。
(小学2年生の息子さんをお持ちの保護者より)
Answer
その素質を伸ばしてやれる指導者がいなかったのか、自分の努力が足りなかったのか、要因はいろいろあると思います。でも素質があってなれなかったのなら、運がなかったのでしょう。
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