<短期連載>プロサッカー選手からサッカー少年・少女を持つ親へのメッセージ①
2015年05月18日
コラムもともとサッカー少年だったプロのサッカー選手は、いまサッカー少年・少女の親御さんがもつ悩みにどう答えるのか。そこで、今回は38歳になった今でも現役を続けるヴァンフォーレ甲府の盛田剛平選手の言葉に耳を傾けてみたい。
文●高橋正彦 写真●Getty Images
サッカー少年少女の親が持つ悩みにプロサッカー選手はどう答えてくれるのか
もともと、サッカー少年少女の親御さんが持つ悩みを、プロサッカー選手に聞くとどんな答えが返ってくるのか。その思いをもとに、私のブログ「どうすればプロサッカー選手になれるのか ~実験的親子二人三脚サッカー奮闘記~」で質問を募集したのが、今回の企画のきっかけでした。
私自身、サッカーコーチとして多くの子と接したり、息子のサッカーと関わっている間に、親の気持ちが強すぎて子どもにプレッシャーになってしまっていたり、親が子どもに夢を押しつけていたり、無理矢理長時間の練習をさせていたりして、子どもたちが苦しんでいると感じているのを何度も見てきました。
そこで「もしプロサッカー選手に質問できるなら何を聞きたいですか?」と親御さんから質問を集めて、それをヴァンフォーレ甲府の盛田剛平選手に答えていただきました。今回は1回目として、その一部を紹介します。
その前に盛田選手はどんな選手かというと、盛田選手は1976年名古屋生まれの現役Jリーガー。中学時代までを名古屋で過ごし、高校からは名門・桐蔭学園に進学しました。恵まれた体格を生かし、大学時代は大型ストライカーとして活躍。
大学卒業後はプロ入りを果たし、浦和レッズや川崎フロンターレなど多数のクラブを渡り歩きサンフレッチェ広島在籍時にDFに転向、現在はヴァンフォーレ甲府の選手として活躍しています。昨年10年ぶりにFWに復帰してリーグ戦でキャリアハイの5ゴールを挙げました。
それでは次のページから、盛田選手への質問と、その回答を紹介していきます。
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