個の力を伸ばすために考えたいメッシが1対1で負けない理由
2015年05月26日
コラム急減速と急発進をくり返せるたくましいフィジカル
メッシはどんなピッチ状況でも急減速と急発進をくり返せるだけの屈強なフィジカルを持っています。
そのフィジカルのタフさは、やはり、幼少期からさまざまなピッチ状況や年上の選手たちと一緒にプレーする厳しい環境下で身についたものだと思います。ただ、ここで注意しなければならないのは「フィジカル」の意味です。
「メッシはフィジカルが強い」というときのフィジカルとは、F1カーに急減速や急加速に耐えられるだけのブレーキやサスペンションの強度があるように、人間の体でいえば、ヒザや体幹の強さがあるということです。
そして、日本ではこの強さを養うために、よくラダーや体幹トレーニングを行うのですが、アルゼンチンなど南米にはボールを使いながら体を養えるトレーニングが伝統的にあります。
それが図のような配置のドリブル練習。コーナーを曲がるときに鋭角をつけることで急減速や急加速に耐えうるヒザや体幹の強さが鍛えられます。
逆にいえば、日本で行われるジグザグドリブルのような練習は負荷も軽いので南米で行うことはまずありません。
図

【図のようにSTARTから鋭角に切り返しながらドリブルを進める。各マーカーを目安に急減速し、そして急加速することを意識しながら取り組めばフィジカル(ヒザや体幹)を養える】
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
U-18日本代表メンバー発表!鹿島アントラーズ・徳田誉も選出【2025 SBSカップ国際ユースサッカー】2025.12.13
-
U-15日本代表メンバー発表!【EAFFU-15 Championship 2025】2025.12.11
-
フットサル日本代表メンバー発表!【FUTSAL WEEK December Cup】2025.12.10
-
U-16日本代表、エジプト遠征参加メンバー発表!2025.12.06
フットボール最新ニュース
-
バルセロナが逆転勝利。チェルシーがまさかの黒星【9日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
アーセナルが直接対決を制しCL首位浮上【26日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
バルセロナがチェルシーに完敗【25日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
上田綺世が先制ゴールもチームは敗戦【27日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
バルセロナ、終始リードを許す展開で辛くもドロー【5日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-16日本代表、エジプト遠征参加メンバー発表!
- U-15日本代表メンバー発表!【EAFFU-15 Championship 2025】
- U-18日本代表メンバー発表!鹿島アントラーズ・徳田誉も選出【2025 SBSカップ国際ユースサッカー】
- 心理学者に聞く! ブーイングが選手のパフォーマンスに与える影響とは?
- 【2025ナショナルトレセンU-14後期】参加メンバー発表!
- 池上コーチの一語一得「勝つために下の学年の子を上の学年で出す制度」
- 【ジュニア セレクション】柏レイソル(千葉県)
- 試合になると焦ってパスばかりする息子
- 「最も衝撃を受けた選手」。C大阪元スカウトマンが語る、香川真司のルーツ
- 【ジュニアユース 選手募集】リーベルプントFC(神奈川県)














